ロジネット(推)の株価が迷走した。
変わらずで寄り付いた後、確か前日比20円余安まで下落、その後は無風状態だった。13時半過ぎに、担当営業マン氏から電話。
①単元株式の1000株から100株への変更
②配当の8円予想から15円への増配
等が13時30分に発表されたという。
これは爆騰かと思って板を見ると1230円買い1000株、1295円売り1000株。誰も情報を知らないからだろうと思い、先手必勝と1300円に1000株買いを出し1295円で約定。ところが、その後3000株の売り物が出て、株価は下落に転じ、なんと14時33分には1195▼58まで下げる始末。
13時30分のIRでは「業績が堅調に推移していることに鑑み」増配するとあったので、そうだ、決算はいつ発表なんだと思い、会社に電話(14時40分過ぎか)して決算発表は何日でしょう?と聞くと、電話口の女性は「はあ?」という感じで引っ込み、しばらくして「もう発表されてますけど」とのたまう。14時に発表したという。
13時30分に増配等のIR、14時00分に決算発表と、小分けにするとは?!クイック(証券会社で見られる)にも14時の分は出なかったようだ。かくて、決算発表も、ほとんど誰にも知られず、株価はなお前日比マイナスの水準なのだろう。その後、多少は戻し、結局1275△22で終えたわけである。

掲示板では、ちょっとおかしなコメントが多いが、実態は、後出しじゃんけんのようで、場中では、決算に反応しての注文はほとんどなかった(状況証拠等からの判断)のである。
それというのも、IRが3つとも場中のうえ、決算発表日時が事前に分からなかった(少なくともネットで調べても5月上旬という情報以外見当たらなかった)こともあり、もともとウオッチしている投資家が絶対的に少ないので、決算にも増配にも、ほとんど無反応だったとみるのが妥当だろう。

【ロジネットの決算等をどう見るか】
どこから見ても素晴らしい決算なのに、ややネガティブ書き込みさえあって、言葉を失う。

経常利益を見てみよう。
2017年3月期=会社予想20.00億円、四季報予想20.70億円に対し→21.75億円で着地
2018年3月期=四季報予想23.00億円、会社情報予想22.00億円に対し今回の会社予想は24.00億円

どこから見ても素晴らしい決算と私が言うわけがお分かりいただけよう。
経常利益(単位=100万円)の推移をみると、一段と、同社の好業績に目を見張らされる。

2014年3月期=  649
2015年3月期=  902
2016年3月期= 1560
2017年3月期= 2175
2018年3月期=予2400

今期(2018年3月期)の予想1株利益は実質で113.1円(名目で122.9円)になる。
注=2017年10.01日付けで株式併合(2株を1株に)があるので、これを考慮すると上記の数値は2倍になる。
予想PERは実質で11.3倍(同10.4倍)の低さである。

同社株が、これまで遠州トラックなどに比べ極端に割安(低PER)に放置されてきた原因は
①札幌証券取引所上場
②単元株が1000株で株価もそれなりに高いので敬遠されがちで不人気
の2つであろう。
今回、このうち②が解消したわけである。
今回、株主数をチェックして驚いた。何と412名しかいないのだ。札幌アンビシャスのエコノス(売り上げは40億円程度しかない)でさえ457名いるというのに。
なぜこんなことを言うのかと言うと、ロジネットは売り上げは550億円程度と東証1部にも行ける大企業である。北海道中心から、現在着々全国展開の布石を打っている。また人材確保にも努力を払っている。
となれば、札証上場ではなく東証上場というブランドが欲しくなるのは必定だろう。
今回の単元株の1000株→100株は株主数激増に格好のカンフル剤になろう。15円への大幅増配も株主重視の表れだろう。
要するに、やや深読みにすぎるという批判があるかもしれないが、近い将来の東証上場に向けた布石が今回の措置の可能性が十分あるのではないかということである。
これが実現すれば①の要因も消えるわけである。

5月13日 0時33分記
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