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2014.04.12
私のポートフォリオ
11日のアメリカ株は続落となり、週明けの日本株についても悲観的な見方が多いかもしれないが、これについての私の見方については、1日じっくり考えたうえ明日書くこととし、ここでは11日の相場について書くこととする。
11日の相場は前日のアメリカ株の大幅安(NYダウ1.62%安、NQ3.10%安)を受けて急落、日経平均の下落幅は4.04日から6立会日連続安の中でも最大となった。
これまでは、おおむねアメリカなど海外市場は堅調、(ロシアを除けば)日本独歩安だったわけだが、11日はウクライナ問題、中国経済減速懸念等で米欧株が下げたことで、事態は深刻化した。つまり、日本株だけ下げ続けたことで、そろそろ下げすぎではという見方も台頭していいところだったのだが、11日の米欧株の大幅安でこうした見方は吹き飛ばされ、加えて円高も進行して、売り一色の展開になったわけである。
日経平均は13970円と14000円を割り込み、年初来安値を更新、昨年10.08日以来の安値となったわけである。ここでダブル底というかなべ底というかの底値形成となって反発に転じるか、さらなる下値を探る展開になるのか、まさに正念場となっているとみるところだろう。
主力株は、業績下方修正のファーストリテイリングが急落、ここ大きく下げたことから高寄りしたトヨタも結局小幅安となるなど、主力株は総崩れとなった。2部、JQは下落率1%未満と比較的下げ幅は小さかった。
当道場銘柄は、こうしたなか、そこそこ健闘した。
大同工業(WEB銘柄)は309△5と前日に続き連騰。エスイー(推)、ソリトン(WEB銘柄)も上げた。
夢の街(推)は一時2355▼199と、私を含む読者諸氏の心胆を寒からしめたが、なんと引けにかけ急速に戻し2538▼16の高値引け。
ハーツ、EMシステムズ、日商開発(推)、澁谷工業(推)、ローランドDGなどは大幅安。
明日(先行き)はまたどうなるか分からないのが相場だが、このため、私の場合、11日は軽微な下落にとどまった。読者諸氏の多くも、大きな傾向としてはそうだっただろう。
ここで久しぶりに、私のポートフォリオを示しておこう。
夢の街 27.8%
大同工業 17.8%
EMシス 6.2%
エスイー 5.6%
日商開発 5.3%
SRA 5.1%
中西製作 2.6%
クラリオン 2.4%
ヤマダコーポ 2.4%
その他計 24.8%
夢の街は以前34%と書いた記憶があるが、ピーク時もう少し多かった比率(基本的に私は1銘柄の比率は最大20%~25%を目途としている)を下げるべく、上昇局面で少しずつ売ったのと値下がりで数ポイント下がったわけである。だからといって私の売りを心配したりするのはやめていただきたい。基本的に私は推奨株を売り崩すような売り方はしないのと、この銘柄について基本的に強気だからである。
大同工業は、熟慮の末、この波乱相場で最も下値抵抗力があり、あわよくば逆行高出来る銘柄として4.10日まで買い続け夢の街に次ぐ中核銘柄にしたわけである。しかし今にして思えば、ここはもっと思い切って勝負に出て夢の街と同じくらいまで持ち株を増やすところだった。勇気と思い切りに欠けていました(反省)。
クラリオンは、今かなり期待して継続買いしている銘柄。比較的大型株なので、この地合いにかなり左右されるのが問題だが、相場師的勘(などというアナクロニズム的言辞を発するのは問題だが)は、昨年来高値183円更新をささやくのである。
4.12日 21時47分記
追記=ソリトンシステムズ、中西製作所、ヤマダコーポについて材料を詳しくという約束を果たしていないというご指摘をいただき、慌ててコメント欄に書いたのだが、ここにも転記しておく。
ソリトン=LTE関連として大きく見直される可能性と、
こうした業態としてはPERが異常に低いこと(これはWEB上でもある程度書いた)
そして、最大の注目点は今期業績見通し。
4-12月期決算が経常利益4.75億円(前年同期6.07億円)と大幅減益だった
ことが割安放置の原因かもしれないわけですが 、期末に売り上げが集中しているため、
通期では会社見通しどおりの増益達成可能だろうということ。
中西製作所=四季報にもあるように、近年の市町村合併で逆に給食センターの新設や大型化が
進み受注増。新洗浄機開発。
ヤマダ=海外展開強化、東南アジアなどでの売り上げ増が今後期待できそうです。
2014年3月期、経常利益は2.07日に10.9億円から11.8億円に上方修正
していますが、4ー12月期の数字、いつも控え目な予想をすることから、再上方修正必至
とみます。四季報予想の12.5億円も上回るとみて、発表期待。
4.12日 22時22分記
11日の相場は前日のアメリカ株の大幅安(NYダウ1.62%安、NQ3.10%安)を受けて急落、日経平均の下落幅は4.04日から6立会日連続安の中でも最大となった。
これまでは、おおむねアメリカなど海外市場は堅調、(ロシアを除けば)日本独歩安だったわけだが、11日はウクライナ問題、中国経済減速懸念等で米欧株が下げたことで、事態は深刻化した。つまり、日本株だけ下げ続けたことで、そろそろ下げすぎではという見方も台頭していいところだったのだが、11日の米欧株の大幅安でこうした見方は吹き飛ばされ、加えて円高も進行して、売り一色の展開になったわけである。
日経平均は13970円と14000円を割り込み、年初来安値を更新、昨年10.08日以来の安値となったわけである。ここでダブル底というかなべ底というかの底値形成となって反発に転じるか、さらなる下値を探る展開になるのか、まさに正念場となっているとみるところだろう。
主力株は、業績下方修正のファーストリテイリングが急落、ここ大きく下げたことから高寄りしたトヨタも結局小幅安となるなど、主力株は総崩れとなった。2部、JQは下落率1%未満と比較的下げ幅は小さかった。
当道場銘柄は、こうしたなか、そこそこ健闘した。
大同工業(WEB銘柄)は309△5と前日に続き連騰。エスイー(推)、ソリトン(WEB銘柄)も上げた。
夢の街(推)は一時2355▼199と、私を含む読者諸氏の心胆を寒からしめたが、なんと引けにかけ急速に戻し2538▼16の高値引け。
ハーツ、EMシステムズ、日商開発(推)、澁谷工業(推)、ローランドDGなどは大幅安。
明日(先行き)はまたどうなるか分からないのが相場だが、このため、私の場合、11日は軽微な下落にとどまった。読者諸氏の多くも、大きな傾向としてはそうだっただろう。
ここで久しぶりに、私のポートフォリオを示しておこう。
夢の街 27.8%
大同工業 17.8%
EMシス 6.2%
エスイー 5.6%
日商開発 5.3%
SRA 5.1%
中西製作 2.6%
クラリオン 2.4%
ヤマダコーポ 2.4%
その他計 24.8%
夢の街は以前34%と書いた記憶があるが、ピーク時もう少し多かった比率(基本的に私は1銘柄の比率は最大20%~25%を目途としている)を下げるべく、上昇局面で少しずつ売ったのと値下がりで数ポイント下がったわけである。だからといって私の売りを心配したりするのはやめていただきたい。基本的に私は推奨株を売り崩すような売り方はしないのと、この銘柄について基本的に強気だからである。
大同工業は、熟慮の末、この波乱相場で最も下値抵抗力があり、あわよくば逆行高出来る銘柄として4.10日まで買い続け夢の街に次ぐ中核銘柄にしたわけである。しかし今にして思えば、ここはもっと思い切って勝負に出て夢の街と同じくらいまで持ち株を増やすところだった。勇気と思い切りに欠けていました(反省)。
クラリオンは、今かなり期待して継続買いしている銘柄。比較的大型株なので、この地合いにかなり左右されるのが問題だが、相場師的勘(などというアナクロニズム的言辞を発するのは問題だが)は、昨年来高値183円更新をささやくのである。
4.12日 21時47分記
追記=ソリトンシステムズ、中西製作所、ヤマダコーポについて材料を詳しくという約束を果たしていないというご指摘をいただき、慌ててコメント欄に書いたのだが、ここにも転記しておく。
ソリトン=LTE関連として大きく見直される可能性と、
こうした業態としてはPERが異常に低いこと(これはWEB上でもある程度書いた)
そして、最大の注目点は今期業績見通し。
4-12月期決算が経常利益4.75億円(前年同期6.07億円)と大幅減益だった
ことが割安放置の原因かもしれないわけですが 、期末に売り上げが集中しているため、
通期では会社見通しどおりの増益達成可能だろうということ。
中西製作所=四季報にもあるように、近年の市町村合併で逆に給食センターの新設や大型化が
進み受注増。新洗浄機開発。
ヤマダ=海外展開強化、東南アジアなどでの売り上げ増が今後期待できそうです。
2014年3月期、経常利益は2.07日に10.9億円から11.8億円に上方修正
していますが、4ー12月期の数字、いつも控え目な予想をすることから、再上方修正必至
とみます。四季報予想の12.5億円も上回るとみて、発表期待。
4.12日 22時22分記
かみ7
ドコモがLTE基地局得投資を加速させるとのニュースがありましたので、ソリトンは関連銘柄として大きく見直されそうですね!
中西製作所は公式Webを見る限りにおいて給食センター向け製品納入企業とは到底見当がつかないというか、記載すらないのに着眼点が素晴らしいの一言。
ヤマダコーポは円高に振れていることもあり、打診程度に留めて慎重運転でしたが、様子を見ながら買い増してみようかと思います。
先生の業績見通しは、いつも具体的な数値が書かれていて説得力があり参考になります。
読者リクエストに迅速にお答えいただき、ありがとうござました。
中西製作所は公式Webを見る限りにおいて給食センター向け製品納入企業とは到底見当がつかないというか、記載すらないのに着眼点が素晴らしいの一言。
ヤマダコーポは円高に振れていることもあり、打診程度に留めて慎重運転でしたが、様子を見ながら買い増してみようかと思います。
先生の業績見通しは、いつも具体的な数値が書かれていて説得力があり参考になります。
読者リクエストに迅速にお答えいただき、ありがとうござました。
2014/04/12 Sat 23:10 URL [ Edit ]
鎌倉雄介
> 奏さん。
セントケア、一相場出した後で、こういう場合、今の地合いでは
復活が厳しいというケースが多いので、私なら手出ししません。
それと恥ずかしながら、小生、クラリオンの介護ロボット、忘れてました。
四季報ではセントケアの箇所には「クラリオンと共同で服薬支援ロボットを
開発]とあるのですが(小生、四季報発売時に赤線引いている)、クラリオンの
箇所には、この記述なし。というわけで、クラリオンには、この材料が
たいして織り込まれ邸内可能性があります。掲示板で書いてる方がいたと
おもいますが。
セントケア、一相場出した後で、こういう場合、今の地合いでは
復活が厳しいというケースが多いので、私なら手出ししません。
それと恥ずかしながら、小生、クラリオンの介護ロボット、忘れてました。
四季報ではセントケアの箇所には「クラリオンと共同で服薬支援ロボットを
開発]とあるのですが(小生、四季報発売時に赤線引いている)、クラリオンの
箇所には、この記述なし。というわけで、クラリオンには、この材料が
たいして織り込まれ邸内可能性があります。掲示板で書いてる方がいたと
おもいますが。
2014/04/13 Sun 22:43 URL [ Edit ]
(-_-)
横から失礼致します。
セントケアは介護ロボを材料にそれなりに買われたと思います。実際、私自身もサイバーダインの上場発表を受けて、セントケアの購入を考えました。
ですので、四季報のセントケアの欄に名前が挙がっているクラリオンもそれなりに介護ロボ関連としては知られていると思います。
掲示板に書かれていなかった理由は、クラリオンの時価総額が本命の3444菊池よりもかなり大きく投資妙味が低かったためかと思われます。
私などの第三者が敢えて書く必要は無かったかも知れませんが、正直に書かせて頂きました。
セントケアは介護ロボを材料にそれなりに買われたと思います。実際、私自身もサイバーダインの上場発表を受けて、セントケアの購入を考えました。
ですので、四季報のセントケアの欄に名前が挙がっているクラリオンもそれなりに介護ロボ関連としては知られていると思います。
掲示板に書かれていなかった理由は、クラリオンの時価総額が本命の3444菊池よりもかなり大きく投資妙味が低かったためかと思われます。
私などの第三者が敢えて書く必要は無かったかも知れませんが、正直に書かせて頂きました。
2014/04/13 Sun 23:47 URL [ Edit ]
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