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小型株に吹き荒れる逆風の勢いが止まらない。
日経平均は前日終値とほぼ同水準で始まったわけだが、徐々に軟調の度合いを強め、大引け近くには200円超の下げ幅となり、終値は188円(0.84%)安だった。ただ、実感としてはもっと大きく下げた感じのわけだが、そのからくりは、例によって、主力株が比較的しっかり(小幅安)で、小型株中心にその他銘柄のほとんどがが叩き売られる展開となったことにある。

値上がり銘柄数192に対し値下がり銘柄数は1907に達した。
これ以上に分かりやすいのは規模別指数だ。
指数大型 1487.39▼10.40 下落率0.69%
指数小型 2993.53▼55.47 下落率1.82%
日経平均に下落率1.82%をかけると405円安になる。

当道場銘柄も目を当てられないような惨状を呈していて、いちいちコメントしても切りがないわけだが、特に目立った動きだったものについてのみ書こう。

ネオスはほぼ安値引けの964▼78(東証1部値下がり率6位)と3日続落。
東証1部の値下がり率上位銘柄を見ると、かつての当道場銘柄が20位以内に4銘柄もあり驚いた。ネオス以外は
2位=パイプドHD(旧パイプドビッツ)1102▼113
5位=前田工繊 2260▼196
17位=エラン 1650▼111
ネオスを含め、これら4銘柄には共通点がある。いずれも比較的最近、好決算を発表、買われた銘柄なのである。
主力大型株は悪い決算でも売られずむしろ買われるケースも珍しくないわけだが、中小型株の場合、好決算を発表した場合、一時的に買われても結局、このように大きく売り込まれるケースが続出しているわけである。

ネオスの急落をめぐっては、掲示板ではいろいろ書かれているが、そうしたことより、むしろ、昨今の相場の流れ、物色動向の変化の方こそ重視すべきなのではないかと思う。逆に言えば、小型株にも物色の手が伸びるようになれば、一気に大きく戻す展望も開けるだろうということである。

エムアップは2502△15で始まり9時15分には2611△124まで急伸したが、11時16分には2389▼98まで急落、終値は2414▼73。
ここまで乱高下、しかも悪い方で終わると、打つ手なしというところだろう。コシダカも似た動きで朝方は1741△60まで急伸したのだが終値は1670▼11。

日亜鋼業は地合いの悪さに353△19の比較的小幅な値上がりにとどまった。それでも東証1部値上がり率5位というのだから、いかに大きく上げた銘柄が少なかったかということである。

悲惨な状況ではあるが、現在NYダウは小幅高、18日大きく下げた日経平均は反動で90円高(日経平均先物・大証夜間)となっている。19日の相場に期待しよう。

【東京応化(推)】
ここでは為替の業績への影響について簡単に書いておこう。
同社が2019年12月期業績について営業微減益予想にしたのは、為替と材料事業のコスト増のためとしている。
その想定為替レート(対ドル)だが、
2018年12月期=109.5円(期中平均) を
2019年12月期=105.0円(期中平均) に変更しているのである。
現在のレートは111.88円だから、なんと想定レートに比べ6.88円も円安に振れているわけである。かなりの為替差益が見込め(どれくらいになりそうかの分析は後日)、今期業績は営業利益段階でも増益、経常利益ではかなりの増益になろう。

4月18日 23時45分記
前稿で推奨銘柄にした東京応化工業について書く。
17日は3560△55で始まり、直後に3580円高値を付け、2.15日につけた年初来高値を更新した。その後は目標達成感も出てか3505±0まであって終値は3550△45。想定内の値動きだったと言えよう。

同社は2019年2月に「tok中期計画2021」を策定・公表している。
前回の中期計画が未達に終わったことへの反省に立った意欲的な計画である。
骨格を分かりやすくまとめると以下のようになる。

①「5G・I oT&Innoationに求められる技術開発へのチャレンジ
注=5G・I oT&Innoationとは、第5世代移動通信システム(高速・大容量、超低遅延、超多数接続)を生かしたI oT等の実用化、高速化
②成長軌道への回帰
③新たな配当方針の導入など株主還元に配慮

今回は①について説明しよう。
半導体業界では、微細化が年々進んでいるわけだが、現在最も微細化されたもので回路線幅7ナノ㍍の製品が量産されている。次世代の5ナノ㍍の製品も試作が始まり、今後さらなる微細化(3ナノ㍍)も進もう。
「5G」実用化でこうした集積度の高い半導体は、今後急速に需要が高まるのは必至で、東京応化では、3ナノ㍍にも対応できる材料の受注を目指し、生産体制を強化、研究開発も充実させる。
2019年度から21年度の3年間の設備投資額は310億円と2016年度から18年度の実績比で約4割増やす。

こうした施策により収益力を大幅に高め(②)、株主還元も積極的に行おう(③)というわけである。
②、③、および為替相場の収益への影響については、次の機会に詳述の予定。

相場の方は、相変わらず、割高な人気株をどこまでも買い上げる流れである。その一方、小型株は朝高の銘柄が大幅安で引けるとか、前日急騰(急落)した銘柄が翌日は急落(急騰)するなど、流れに乗るのが極端に難しい。

1705△6まであったコシダカは一時1641▼58まで急落。
8300△160まであったラクト・ジャパンも一時7970▼170まで急落。
3905△5まであったインパクトも一時3610▼290まで急落。
チェンジは4285△80まで上げた後4155▼50まで急落、終値は4210△5。

一方でGMOクラウドのように4515△155と年初来高値を大きく更新した銘柄もある。新四季報から発掘した妙味株も、ここ大きく上げる銘柄が続出している。カーリット、カワタなどであり、GATECNOLOGIESも復活してきた。

ネオスの急落(1042▼60)にショックを受けている方も多かろうと思い、一言。
コシダカ、ラクト・ジャパンも含め、決算発表で、無茶苦茶としか言いようのない株価の乱高下が見られる。決算は結局、どう受け止められているのか?と言いたくもなる。それだけ有象無象の技量も考え方も投資手法も違う投資家が入り乱れて、その多くが無手勝流でやっているのが、こうした値動きを生んでいるのかもしれない。いずれにせよ、それに一喜一憂していては、どうにもならない。株価がすべて(正しい)的なことを言う方がいるが、そんなことはない。行きすぎたり間違ったりするから、そこに翻弄される投資家も出れば、チャンスとうまく利用する投資家もいるわけである。
ネオスの場合、今日の下げを深刻に考える必要はあるまい。とりあえず18日の動きに注目。

日亜鋼業が引け後、2019年3月期決算の上方修正を発表。経常利益は12,5億円→15.0億円。私の予想通りになった(3.14日の稿参照)わけだが、もっと早く出してくれと言いたい。PTSでは411円まであって381△47。

4月17日 23時37分記
2019.04.16 東京応化工業
4186 東京応化工業(東証1部) 
株価 3505△5(4月16日終値)   
出来高=107500株(4月16日) (売買単位=100株)
PER=15.5倍(2020年12月期予想実質値) 
01月04日=2690円~3570円=02月15日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

2月15日に3570円の年初来高値を付けて以降、調整に入り、3.25日には3005円まで下げた。3.29日には3020▼55と終値としての安値(年初来高値以降の)を付けた。ここから反騰基調に転じ、4.01日から05日まで5連騰、04日には3535円まであった。
ところが12日には3385▼30と続落、出来高は4.04日の33.08万株が4.64万株に激減した。
それが15日は高値3550円まであって3500△115と急騰、出来高も17.82万株まで回復した。
このように、最近の値動きをよく観察すると、これは、年初来高値吸い寄せパワーが発動する嵐の前の静けさと判断できるのではないか、こういう判断のもと、ここで急遽推奨するわけである。

この銘柄が、ここで上げる要因は数多くある。
半導体関連の値動きが、結局はいいわけだが、東京応化もれっきとし半導体関連である。
フォトレジスト(半導体製造工程で使われる)の世界首位級のメーカーなのである。
例によって詳しくは後日に譲り、ここでは見出し的に簡略に。

①今期、会社は営業利益は微減益を見込む(経常利益は微増益を見込む)が、その理由は材料価格と為替相場のため。となれば・・・・
②5G、IoT関連でもある。なぜ5G関連なのか、掲示板で質問している方があったが応答なし。
③利益剰余金1209億円(有利子負債100億円を引くと1109億円)、対して時価総額は1581億円。小型株には、まれに利益剰余金が時価総額と大差ないような企業もあるが、大企業ではまずない。ちなみにファストリの利益剰余金8641億円(有利子負債5048億円を引くと3593億円)、対して時価総額は6兆5585億円。
④配当利回りは東証1部の優良企業ではトップクラスだが、6月中間配当が60円。

あまり高いところは買いたくないが、出来高はそれなりに多い銘柄なので、大丈夫か。年初来高値3570円更新でも利益が出ないような水準では様子見がいいかもしれない。

16日の相場は、また元に戻って、日経平均採用銘柄ばかり買われ、小型株は、いたずらに乱高下(前日大幅高した銘柄の多くは反落、逆に前日大きく下げた銘柄には猛反発するものの多かった)してやりにくい。
そうした中、ずっと堅調でじり高を続ける銘柄に協和エクシオ(16日は3125△5と4連騰)がある。
こうした相場の状況も踏まえての東京応化である。出来高(やや東応化が少ないが)、外国人持ち株比率、投信持ち株比率を比べると、かなり似通っている。
そのうえ、奇しくも両社とも5G関連である。

4月16日 21時11分記

追記=インパクトHDの増し担保規制の解除(17日から)が東証から発表された。

(株)メディアフラッグ 6067  2019/04/17 信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする。
規制した時はメディアフラッグだったとはいえ、この表記はないだろう。(23時35分記)
12日のアメリカ株の大幅高(JPモルガンの好決算、3月の輸入物価指数もアメリカ経済の堅調さを示すものだった)を受けて、15日の相場は大幅高となった。日経平均は299円(1.37%)高、TOPIXも1.40%高だった。値上がり銘柄数1910(値下がり銘柄数190)と、ほぼ全面高だったわけだが、規模別では大型より中型、中型より小型の値上がり率が大きかった。
JQは0.44%高、マザーズは1.64%高だった。

個別銘柄を見ると、相変わらず激しい値動きだった。
12日に急騰したコシダカは、一転1703▼130と急落。同じくチェンジも4100▼135と大幅反落した。
決算がらみではラクトジャパンが7550▼380まで売られたのだが、後場の入ってから盛り返し一時は8000△70まであって7880▼50。
当道場銘柄ではない(昔取り上げたことはある)が、期待外れの決算を発表した2379ディップは1621▼351と暴落した。同じく、4.05日引け後、まずまずの決算を発表した6086シンメンテはその後4日続落したが15日は前日に続く上げで2411△173と急伸した。
ネオス(当欄では好決算と強調した)は1035▼20と安寄りしたわけだが、すぐに盛り返し、後場後半からはじりじり上げ幅を拡大、結局1124△69の高値引け。

テイカ(推)は2573△102と急反発した。いくら何でも売られ過ぎということが意識されたのだろう。仕切り直しで、08日につけた2748円更新に向けて再始動だろう。

インパクトは安くなる場面もあったのだが、4060△300まであって4000△240。ここからどうなるのかなど、だれも確信をもって言えないだろう。前にも書いたことだが、もうこの銘柄は当欄としては勝利確定なのであり、あとは、各自、リスクを頭にしっかり入れたうえで、対処方針を決められればいいのである。
エムアップも乱高下の末2484△50。この銘柄も動きが激しすぎて対応が難しいことを思い知らされる。

ネオスの出来高は117万株余で12日の3倍弱に急増した。日証金の取り組みも、ここずっと1倍割れが続くといういい状態だ。難しいところだが、やや楽観的にみれば、決算を控えもみ合っていたのが、決算で商いを伴って大きく上っ放れたわけで、ここからおいしいところとみるところか。もちろん、安全策をとって、ここである程度売っておくのもありだろうが。

テイカは、値上げ+生産能力大幅増強・増産のわけだから、今後の業績の急向上は確定的なわけである。新興国を中心に日焼け止め用微粒子酸化チタンの需要は拡大の一途だ。今どき「世界需給逼迫」(四季報)などという物質(製品)は、めったにない。その世界シェア6割という圧倒的地位にあるのがテイカなのだから、年初来高値更新はおろか、3000円挑戦があってもおかしくない。

4月15日 23時23分記
12日の相場は、日経平均だけが大幅高、TOPIXも単純平均も下げた。のみならず、2部、JQ、マザーズもすべて下げた。
日経平均は続伸21870.56△159.18で年初来高値を更新した。
あまりの空々しさに、日経新聞も、日経平均の高値更新に「高揚感は乏しく」という記事を掲載した(せざるを得なかった)くらいだ。
何せ同じ東証1部でもTOPIXは2週間ぶりの安値で引けたのである。4.08日~12日の5日間で日経平均は73円上げたが、TOPIXは15ポイント下げた。この間の5日のうちで騰落銘柄数で上げた銘柄の方が多かった日は1日もない。毎日1200以上の銘柄が下げ、上げた銘柄は814以下の日が続いた。
JQ、マザーズもこの間、値下がりとなった。2部も、東芝に11日、悪材料が出たことで同社株が急落、JQ、マザーズの仲間入りする羽目になった。

NT倍率(TOPIXに対する日経平均の倍率)は13.62倍となったわけだが、これは27年ぶりの高水準である。10倍程度の時も珍しくなかったことを思えば、いかに高倍率になったか分かろうというものである。
いつまで、こういう状況が続くのか、中小型株の不人気も続くのか、この辺が分かるといいのだが、なんとも判断がつきかねる。
とりあえずは、こういう現状をしっかり頭に入れたうえで、相場が今後、どう動いていこうとしているかを注視するしかない。

12日のNYダウは26412.30△269.25で、こちらは昨年10.03日に付けた史上最高値にあと約416ドルに迫った。
こういうNYダウ大幅高、日経平均先物大幅高(209円高となっている)の場合、えてして小型株には逆風になりがちなことは注意したいが、それでも、ここ日経平均の独歩高が際立ちすぎていることもあり、小型株も、それなりに上げるとみるところか。

12日の相場を簡単に振り返っておこう。
好材料が出たファストリ、ソフトバンクGが、ともに大幅高したことで、日経平均だけは大幅高したが、全市場とも値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回る低調な相場だった。

当道場銘柄は、まちまちだった。
コシダカが1833△236と急騰したほか、チェンジも4235△120と前日に続き大幅高となった。チェンジは、これで戻り高値更新となり、次は1・25日につけた4665円の年初来高値がターゲットになる。日本駐車場(推)、ネオス(前稿、前々稿参照)、協和エクシオなども上げた。
フィックスターズ(推)、エムアップ、オーケストラなどは下げた。

テイカ(推)は小動きで終値は2471▼2。インパクトは例によって乱高下の末、3760△10。
両銘柄とも、ここ大きく下げたわけだが、ようやく投げ売り的な売りは一巡した感がある。月曜以降に期待しよう。
テイカの場合、日焼け止めのイメージが強く、それはそれでいいのだが、一つ指摘しておきたいことがある。(私もこういうことは詳しくないのでやや怪しいことは了解願って書くが)女性の場合、日焼け止めは単独で塗る場合もあるが、ある種の化粧品の中に含まれていることが多く、この場合、日焼け止めを別に塗らないわけだが、それでも実質的に日焼け止めは使われ、テイカの売り上げにも寄与するのである。新興国のこれまで化粧品などほとんど使わなかった女性が化粧をするようになるだけで、テイカの売り上げ増という構図のわけである。
近年、資生堂を筆頭に日本製化粧品の人気がインバウンドを含め盛り上がっているわけだが、資生堂とテイカのこの5年くらいの売り上げ推移を比べてみると面白い。両社の売り上げの伸びはほとんど同じなのである。
資生堂=8503億円→予12700億円(2016年12月期→2020年12月期予想) 伸び率49.4%
テイカ = 366億円→予 567億円(2016年 3月期→2020年3月期予想) 伸び率54.9% 
というわけで、テイカの評価がいかに不当に低すぎるかということが分かるのである。大幅反発が期待できるとみる。

4月14日 22時25分記

ネオスは12日に決算を発表したわけだが、これを掲載した13日の日経新聞の数字をめぐって、掲示板がにぎわっている。
投資家にとっては、看過できない問題をはらんでいるので、問題点を整理しておこう。

以下は、決算数字を示す。

        売り上げ        営業利益       経常利益
会社  89.02億円~100.00億円   5.04億円~8.00億円    (非公表)
日経      90.0億円        (欄なし)      5.00億円 

日経の数字をめぐって、掲示板では、日経の独自予想かという疑問も呈されたが、そうではあるまいの見方に落ち着いたようだ。 
そして、大勢は会社のレンジ形式の予想数字の下限を使ったのだろうという見方のようだ。
まあ、それは大過ないと言えば言えよう(しかし売り上げが89億円でなく90億円なのは解せない)が、事は、そう簡単に済まされるほど、単純ではない。

①会社が不確定要素が多いことを理由にレンジ形式による予想開示を採用しているのに、これを無視して、日経がレンジの下限の数字を、何の注釈等もつけず掲載するのが許されるのか。
前期比微増益の冴えない決算とみられ、株価にマイナスの影響を生む懸念がある。
逆に上限の数字を掲載したらどうなるか。この場合驚異的増益になるので、株価には大きな好影響が及ぶ可能性が大である。
いずれにせよ、1新聞社が、こういう勝手な掲載の仕方をすることが許されていいわけがなかろう。

②私が作成した上の表で分かるように、日経の決算欄には「営業利益」の欄がない。だから、今回のネオスのように、営業利益のみ示し経常利益しか公表しない場合、困ったことになるわけである。
しかしだからと言って、会社(ネオス)側が営業利益として発表している数字を勝手に経常利益欄に使っていいわけがない。さらに言えば、この日経に掲載の5.00億円というのは、会社発表の営業利益の下限である5.04億円をもとに日経が算出した経常利益である可能性もゼロではないわけである。
要するに、何の注釈もつけず、あのような数字を、ああした体裁で掲載するのは、無責任としか言いようがないのである。
注=ネオスの場合、経常利益は営業利益と比べ、2019年2月期実績で0.23億円少ない。四季報の2020年2月期予想では同0.5億円少ない。だからもし日経が会社発表の営業利益として下限の5.04億円を採用、これをもとに経常利益を算出しようというのなら、5.04億円から0.2億円ないし0.3億円程度を減じ4.7億円~4.8億円とするのが普通だろう。

ともかく、ネオスは好決算、日経数字などに幻惑されず、月曜に期待しよう。

4月13日 20時29分記
   
前日のコシダカに続き、12日はネオスが好決算を発表した。
ラクト・ジャパンも12日、引け後、決算を発表(2019年11月期第1四半期)したが、こちらは減益(通期予想は据え置き)だったわけだが、特殊事情もあり、そう悲観する内容ではないのだが、とりあえずは・・・。

コシダカとネオスの決算について簡単に書くとしよう。
コシダカは買い気配から1715△118で始まったわけだが、なんと高値引けの1833△236(東証1部値上がり率2位)で終えた。
稼ぎ頭のカーブス事業は、会員数は微減となったが利益は激増した。これまで払ってきた巨額のロイヤルティ負担がなくなった効果が絶大だったということだろう。今後は「メンズカーブス」事業に期待するところだろう。
また東南アジアで展開するカラオケの海外事業も今後大きな伸びが期待できそうだ。

ネオスは12日引け後2019年2月期決算を発表した。経常利益は4.81億円で、会社計画の4.70億円を上回り、四季報予想の5.20億円を下回ったわけだが、これは問題にするようなことではないだろう。要するに、売り上げは予想を大きく上回ったが、あまりの繁忙に対応するための経費もかさんだことが、こういう数字になったのではないかと私はみる。いずれにせよ明るい未来を期待させる数字なのである。
重要なのは今期(2020年2月期)の予想数字である。
会社は不確定要素が多いことを理由にレンジ形式による予想開示を採用、以下の数字を発表した。した。
売上高=8,902百万円~10,000百万円
営業利益=504百万円~800百万円
売上高8,902百万円、営業利益の504百万円は、ともに前期実績である。
その心は、何があっても、この程度は行く。つまり減益にはならない。そして秘かに思うのは売上高10,000百万円、営業利益800百万円。こうなれば大増収、大増益である。
詳しくは日曜に書くが、ソリューション事業、デバイス事業ともに絶好調で、今後の高成長は約束されたようなものだろう。
PTSでは1073△18だが、もう少し同社の将来性が知られるようになれば、コシダカ並みに急騰して当然だろう。

4月12日 23時39分記
この半年、1年くらいのことだが、物色動向、というより主力株か小型株かの流れは、いったんこうとなると、それがしばらく続くことが多い。
今回の場合、大まかに言って
3.19日~3.28日=小型株優位
3.29日~4.11日=主力株優位(継続中)
となる。
11日も主力株優位の展開で、例によって、東証1部は値上がり銘柄数が814に対し値下がり銘柄数が1222に達したにも関わらず、日経平均は24円(0.11%)高だった。TOPIXは0.07%安。
JQも値上がり銘柄数が222に対し値下がり銘柄数が338に達したにも関わらず、日経JQ平均は0.04%高だった。
両市場とも多くの銘柄が売られたにもかかわらず主力株に値上がりするものが多く、それがこうした結果を生んだと言えよう。
いずれにせよ、東証2部、マザーズを含めた全市場とも、値下がり銘柄数の方が多かったのである。

物色意欲が乏しい中、動きの悪い銘柄には、見切り売り的な売りがかさんで、大きく値下がりするものが目立った。
当道場銘柄では、テイカ(推)が2473▼88と大幅続落となった。どうしても行き過ぎて売られるというのが今の流れだ。
インパクトも高いところもあったのだが結局3750▼315の安値引け。
コシダカ、GMOクラウド、ネオスなども下げた。

一方、行き過ぎて売られたものには大きく戻すものもあった。
ラクト・ジャパンである。4.01日の高値9230円から09日には7650円まで下げたわけだが、11日は8070△360。格別理由もなく、このように大きく売られるという良い例だったわけだが、ようやく戻した。
またチェンジはSBI証券が新規に投資判断を「買い」(目標株価4850円)としたことなどもあってか、4115△155と急伸した(東証1部値上がり率19位)。
エムアップは乱高下の末2641△23と4日ぶりに反発した。1

コシダカが引け後、2019年8月期の2月中間決算を発表した。前年同期に比べ営業利益は35.2%、経常利益は29.3%の大幅増益だった。経常利益は会社計画の43.3億円に対し49.92億円と大きく上回った。通期予想は経常13.4%増益を見込み変更しなかったが、上方修正は必至だろう。PTSでは1680△83(出来高3000株)。

現在NYダウは小幅高、日経平均先物・大証夜間は横ばい圏の推移。
この辺で終えれば、12日は小型株向きの流れになる可能性大だろう。ここ下げすぎたテイカ、インパクトなどの反発を期待しよう。

4月11日 23時58分記
4.08日から小型株への逆風が強まっていたわけだが、10日も強い逆風が吹いた。
各市場の指数等を見ても分からないが、騰落銘柄数を見ると実相が見えてくる。
東証1部=+485、-1572
東証2部=+149、-240
JQ    =+239、-337
マザーズ=+145、-123

マザーズはバイオ関連や上場間もない銘柄が人気になっているという事情がある。
そのマザーズを除くと、各市場とも、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数数を大幅に上回っている。中でも東証1部は圧倒的に値下り銘柄数が多かったわけだが、その割に日経平均の下落率(0.53%)は小さかった。前日のソニーに代わって、10日はソフトバンクG、ファストリのトリオがそろい踏みとなったことが大きい。

いずれにせよ、そういう状況下、小型株がちょっとした売りに大きく値を崩すというケースが多発したわけである。
東証1部の売買代金は1兆6828億円、売買高は9億8530万株だった。活況の目安として、それぞれ2兆円、20億株が言われるが、現状は、そういうレベルには程遠いわけだが、それにしても売買高の9億8530万株というのは、とんでもなく少ないのではないか。通常薄商いとなる月曜の4.08日でさえ10億0574万株だったのである。

当道場銘柄は、大半が値下がりした。
インパクトは4530△130まであったのだが終値は4065▼335。インパクトについては後述。
テイカ(推)は2561▼111(4.15%)と急落した。ただ、マニー、ザ・パックなどもそれぞれ3.05%、4.75%下げており、そういう相場だったというしかなさそうだ。いずれにせよ、行き過ぎは明らかで、早晩大きく戻すとみて対処。
ネオス、エムアップなども大きく下げた。ラクト・ジャパン、オーケストラ、レシップ、フィックスターズ(推)は、小幅安だった。

GMOクラウドは4480△70と連日の年初来高値更新。ピックルスも前日引け後、好決算を発表したことを受け2262△72と6連騰。
日本駐車場(推)は172△2と高値引け。相変わらず、上に行くのか下に行くのか判定不能の動きが続く。こうまで粘るところを見ると、やはり10連休人気波及とか何かで急伸という展開があるのかもしれない。

【インパクトのインド事業はコーヒーチェーンかコンビニか?】
株安のなせる業か、掲示板では
>コンビニだと四季報経由で期待していたけどコーヒーショップとは…
四季報の失態だろうw
などというコメントさえある。しかも、これに対する返信コメントはない。まあ株の掲示板ではこういうのが普通なわけだが。
分かり切ったことだろうと思いつつ、やむなく小生自らインパクトに電話。IR担当の方に四季報の記事内容をお読みかと確認(当然ながら読んでおられた)のうえ、コーヒーチェーンをおやりになるのかコンビニをおやりになるのかと、単刀直入にお聞きした。
マルチ・リテールという言葉を使われたようだが、念のためコンビニでいいんですねという質問に「はい」ということだった。

そもそもCafé Coffee Day(カフェ・コーヒー・デイ)というのは、インド最大のコーヒーチェーンで、200の都市や町で1480店舗を展開するガリバーで2位のバリスタは169店舗、スターバックスは71店舗に過ぎない(2014年)。そういうところが日本企業と組んで、コーヒーチェーンをやる必要などないわけである。
CDEL社(Café Coffee Dayの親会社)等と契約したわけだが、CDEL社はテクノパーク事業、物流事業、投資金融業、ホテル事業など多角的に事業展開する上場企業である。

4月10日23時59分記
09日の相場は、珍しくもないが、多くの銘柄が値下がりする中、日経平均だけはプラスというものだった。
これはソニーが9.26%の急騰(サード・ポイントがソニー株を買い増して、同社に改革を求めようとしていると8日、ロイターが伝えたことが原因)したことが大きく影響、また大型株に値上がりするものが多かったこともある。TOPIXも0.09%の小幅安だった。
ただ、中小型株の多くは値下がりしたわけである。
JQは0.25%の値下がり、マザーズは0.33%の値上がりだった。

当道場銘柄は、大半の銘柄が値下がりした。
インパクト4400▼200、テイカ(推)2672▼35のほか、コシダカ、エムアップ、ラクト・ジャパン、チェンジ、オーケストラなども下げた。
わずかに、レシップ、ネオス、GMOクラウドが上げた。
レシップは828△39と年初来高値更新。財務省が紙幣を2024年に維新すると発表したことが好感されたものか。

ネオスの決算(12日発表)がどうなりそうか、いろいろ調べたのだが、結論としては、「良さそうだ」なのだが、現在、NYダウ安、日経平均先物大幅安となっていて、決算にかかわらず、厳しい展開も予想されるので、その辺も念頭に置いて、以下を読まれたい。

ネオスの2019年2月期決算予想は
1回目=売上64億円 経常利益0.4億円
2回目=売上72億円 経常利益4.0億円
3回目=売上84億円 経常利益4.7億円
というように、大幅に上方修正されている。3回目の発表は1.11日。
このように大きく変更された理由は、ひとえに昨年3月に子会社化したジェネシスが大躍進しているためである。
四季報は売り上げ85億円、経常利益5.2億円予想だが、この程度は達成しそうな雰囲気だ。本決算なので、問題は2020年2月期の予想数字を、どう出してくるかだ。
実はジェネシスは、四季報発売直後の3.19日に、深圳工場の大幅拡張を発表している。受注の大幅増加に対応するためである。ネオスの決算はジェネシスの売り上げ・利益がどうなるか次第のわけだが、深圳工場大拡張からすれば、かなりの増益は期待してよかろう。
とは言え、好決算でも売られることが多々あるわけで、持ち株をどうするかは、また別の視点も加味して判断する必要がある。

4月09日 23時55分記