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シェアテクのとんでもない値動きをはじめ、この日は、特に小型株で暴落する銘柄が続出した。
ところで、当道場銘柄の下落、特にグローバルGの下げについて、いろいろご意見をいただく。
確かにかなり下げたのは事実で、とりあえず現時点では失敗だったと言わざるを得ないが、しかし私としては、この銘柄をことさら言い立てたり、全成績についてまで疑問の声を寄せられると、違和感を抱く。

ここで、こういうことをあえて書くのは、弁解などでは全くなく、相場が今どういう状況になっているのかを、そういう方は全く理解しておらず、それでは、この危機的状況に対処できないと思うからである。
まず実態をきちんと把握することで対策も生まれる。

以下に、Aでは小型株の、Bでは主力大型株の下落率を示す。
単純化のため、
下落率=年初来高値→11.20日株価で何パーセント下げたか で示す
恣意的にならぬよう、気を付けたつもりだが、
Aには中村超硬、内外テックのように目についた突出して下げた銘柄も入れてある。
Bはそういう銘柄は入れてなく、単に各業種の代表的大型株をかなり網羅的に示している。
注=同率になっている銘柄は小数点以下で順位を決定

A=小型株の下落率

中村超硬 -86%
内外テック -69%
日特エンジ -58%
ジェクシード -56%
日本ライフライン -56%
メルカリ -54%
カイカ -53%
日邦産業 -52%
石井表記 -47%
太陽誘電 -45%
ヒロセ通商 -45%
グローバルG -45%
オロ -42%
夢の街創造委員会 -42%
SHIFT -41%
アドバンスト・メディア -40%
ディップ -39%
エムスリー -38%

B=日本を代表する企業の下落率

ファナック -44%
郵船 -38%
パナソニック -36%
コマツ -35%
オークマ -34%
武田薬品 -33%
野村證券 -32%
新日鉄住金 -32%
三菱ケミカル 31%
三菱UFJ銀行 -29%
キヤノン -27%
JXTG -26%
大成建設 23%
日産 -21%
ソニー -18%
三菱商事 -18%
トヨタ -14%
三井不動産 -11% 
JR東日本 -9%

ある程度は承知していたわけだが、それでもこの2つの表を作成して、思っていた以上に小型株が軒並みとんでもない値下がりを示していることに驚かされた。
また、主力大型株もディフェンシブ的な銘柄を除けば、大差ないくらい下げていることに驚かされた。
なお推奨銘柄は、グローバルGの値下がりが最大で、スターゼン以下フィックスターズまでをチェックしたが、なお推奨時株価を上回っているスターゼン、ほぼ同水準のエバラもあり、下落率は小さい。もちろん、この間、利食うチャンスもあったのは言うまでもない。

相場環境は、さらに悪化してきたのかもしれない(現在日経平均先物・大証夜間は193円安)。我々はとんでもない状況に直面しているのかもしれないのである。全般の状況を十分把握、野垂れ死にしないように頑張るしかない。誰も助けてくれないのである。
NYダウ等を踏まえ、この後を深夜書く予定です。

11月20日 21時28分記

【シェアテクの値動きの意味するもの】
シェアテクは好決算を受け買い気配から2600△288で始まったものの、これが最高値(寄り天)となり、後場に入って間もなく前日比マイナスに転じ、一時2180▼132まで下げ、引けにかけ戻したもののプラ転はならず終値は2292▼20。
あれだけの好決算に加え、その他にも好材料(MIKAWAYA21と資本・業務提携と発表など)もあったのに下げるというのは、まさに前代未聞とさえ言っていいくらいの出来事だ。ただ、今思い起こせば伏線はあった。仙波糖化(推)が、ほぼ文句のない好決算で955▼125と大幅安となった(11.14日)のは、その一例である。グローバルG(WEB銘柄)(推)が同じく好決算で、1270▼144と大幅安した(同)のもそうである。あれこれいちゃもん的な理由を言う方もあろうが、結局、地合いが極端に悪化、どんな決算でも売るというほどのひどい段階にまで来たというふうに理解するのが正しかったというわけである。
20日にはヤーマンという例もある。前日引け後好決算・上方修正を発表、ある程度、好決算は予想されていたとはいえ、文句のない好決算だったのだが1919▼342と暴落したのには唖然とせざるをえない。

毛色の違う暴落(11.20日)に、フルヤ金属6080▼1380、長谷川香料1565▼342がある。
フルヤ金属は時価を大幅に下回るとんでもない株価でTOBによる自社株買いを発表、長谷川香料は大量の株式売り出しを発表したことが嫌気された。どちらも筆頭株主が保有株を放出するためで、株主にとってはたまったものではない。

いずれにせよ、相場環境は急速に悪化、かくて超絶好決算でも株価は下げ、大量売り出しでは暴落というわけである。
ここにまた追い打ちをかけるように、現在NYダウは440ドル前後(1.8%)下げ(NQは1.2%の下げ)となっている。日経平均先物・大証夜間も273円の下げとなっている。朝起きたらどうなっているかは例によって不明だが・・・
とりあえずは極力持ち高は少なくし、守りを固めるしかなさそうだ。

11月21日0時42分記



19日の相場は、日経平均は0.65%、TOPIXは0.51%の値上がりとなった。規模別では小型株の値上がり率が一番だった。ただしJQの値上がり率は0.27%にとどまり、JQや2部の小型株が人気薄なのは、相変わらずだ。

当道場銘柄は大半が値上がりした。

シェアテクは2312▼79と大きく下げたが、これはこの日引け後発表の決算(後述)への警戒が背景にあったと推測される。

フィックスターズ(推)は1400△84まであったのだが終値は1350△34。足元がややおぼつかない感はあるが、それでも1300円台を固め、1400円台替わりを狙うステージに入ったように思う。月曜にしては出来高もかなりのものだった。

コシダカが1439△75まであって1426△62と急伸した。好決算を受けて12日に1490△300のストップ高を演じたわけだが、その後の調整(10.30日には1265円を付けた)を経て、ようやく1490円更新が狙える位置にまで戻ってきた。2018年8月期の経常利益は会社計画を大きく上回る82.07億円だったわけだが、これ以上に注目べきは今期予想として93.0億円という大増益となる数字が出されていることだ。来々期は100億円の大台に乗せる可能性も大だ。この場合PERは名目で21.0倍、実質では16.8倍に過ぎない。女性は100歳まで生きるのが当たり前になりつつある現代、高齢女性が続々入会している「カーブス」の成長力は想像以上だろう。

アルファポリスは、例によって1927▼56まで下げる場面があって2030△47。

グローバルG(WEB銘柄)(推)、ジャムコ(WEB銘柄)(推)、東祥、ワークマン等は上げた。

【シェアテクの決算】
>シェアテクの2019年9月期の四季報の予想経常利益は12億円(前号の10億円から増額)。
2020年9月期(来期)利益については、会社は中期経営計画で30億円(営業利益)目標を掲げている。これはあくまで目標で、実現は難しいのではないかと、私自身書いている。しかし、最近も盛んにM&Aで有望企業を傘下に収めており、今期大幅増益を達成する可能性はかなり高いとみる。そういう判断のもと、来期経常利益(≒営業利益)を20億円とみて計算した(純利益をその7割の14億円とみなす)結果が、1株利益76.7円になるわけです。(10.05日付け)

と書いたわけだが、19日引け後発表の決算では、会社は2019年9月期の予想税引き前利益(IFRSに移行したのでこの表現に変更)を16.20億円とした。

私は10.04日付で以下のように書いた。

>シェアテクの今期予想PERは50倍程度だ。しかも来期、大幅増益必至でこの場合、PERは30倍台前半くらいに急低下しよう。
寿スピリッツにしても、推奨当時は食品株では超低PERだったわけだが大幅高で、食品株の中でも高PERになった。
このように考えると、夢がいっぱいのシェアテクも、PERで今期予想ベースで80倍以上、来期予想ベースで50倍以上に買われて、何ら不思議ない。
今期予想実質1株利益=46.0円 PER80倍は3680円
来期予想実質1株利益=76.7円 PER50倍は3840円
とりあえず3750円程度があってもおかしくないことが分かろう。

ところが、今回の想像を絶するような好決算で、予想実質1株利益も大幅な変更(増額)を余儀なくされた。
今期予想実質1株利益=55.6円 
来期予想実質1株利益=92.7円
注=来期の税引き前利益は前回は20億円と想定したわけだが、今回は2019年9月期が16.2億円(2018年9月期は5.39億円)だったことを踏まえ、27億円に増額した。なお会社の目標(営業利益≒税引き前利益)は30億円である。
PER80倍、PER50倍での株価も算出したのだが、そういうことをすると裏目に出ることが多いので掲載はやめた。
いずれにせよ、夢物語的数字だった来期30億円にそれなりの現実味が出てきたことを思い知らされたのが、今回の決算だったわけである。
5.39億円→予16.2億円→25億円~30億円(鎌倉雄介予想)
このように大躍進が期待できる夢の銘柄のわけだから、来期予想PER28倍台(PTSの現在の株価2639.5円で計算)などという評価は、あまりに過小評価としか言いようがない。

なおPTSでの現値は2639.5△327.5。ちなみにストップ高は2812△500。

11月19日 23時44分記
相変わらずの相場で、慎重に行くしかない。
やたら多いのが、わりと元気よく始まり、かなりの高値を付けるのだが、終わってみると、大幅高の大半を失う、あるいはそれどころか大幅安となるというケースである。
16日の場合、前者の典型がシェアテク。2415△60と高寄り、9時13分には2512△157まで急騰したわけだが、終値は2391△36。後者の典型はフィックスターズ(推)。1355△7で寄り付き、9時07分には1376△28まであったわけだが、終値は1316▼32。
また乱高下が激しいので、大幅安を買って大きく戻したところを売ればいいという趣旨のことを書いたことがあるアルファポリスの場合は、高寄り後2145▼47まであって1958▼140まで急落、終値は1983▼115だった。
こういう値動きを見ていると、対処不能にも見えるかもしれないが、強いて言えば、大きく上げたところでは多少は売る、アルファポリスのような値動きが分かりやすい銘柄では、突っ込んだら買い吹き上げたら売るといったことを心がけると、多少は成果が挙がろう。

日本の2018年7-9月期のGDPは実質1.2%(年率)減と、2期ぶりにマイナスになった(11.14日発表)わけだが、これは相次いだ自然災害の影響のためで、日本経済が失速したわけではない。ただ、企業業績を見ると、9月中間期は大幅増益を達成したわけだが、下半期は微増益にとどまるという予想となっている。もちろん、これは例によって慎重(過ぎる)見通しを出す企業経営者の習い性によるところ大なので、あまりあてにならない。とは言え、順調に業績を伸ばすとみられていたのが、ここにきての米中貿易戦争激化等で、怪しくなってきたことを、この見通しは示しているわけで、世界経済の減速予想と併せ注意深く見ていく必要がある。

16日のNYダウは124ドル(0.5%)高(NQは0.2%安)だった。CME日経平均先物は70円(0.3%)高。
米中貿易戦争に関連してアメリカが中国に対して求めてきた142項目について、トランプ米大統領が、16日、中国側から行動計画を受け取り、「よく完成されたリストだ」と語ったことが、好感された模様だ。ただ、トランプ氏は「私にはまだ受け入れられない。」として、再回答を求めており、今後の展開がどうなるか。トランプ・習近平両氏はG20(11.30日から12.01日)で会談する予定である。

11月18日 22時48分記
気の抜けない相場が続く。
朝起きて確かめたら、NYダウは206ドル安、日経平均先物も大幅安となっている。
ところが、日本市場は始まったら、小型株は堅調なものが多く、特に当道場銘柄は、フィックスターズ(推)、シェアテク等、大幅高になるものが多く、これならと一安心。
10時過ぎから、JQはプラスに転換、逆に日経平均は10時過ぎから下げ幅を拡大した。ところが、そのあと、JQはずるずる下げ続け、結局-0.21%。対して日経平均は-0.20%(TOPIXは-0.14%)と、むしろJQのほうが悪い結果になった。
やはり小型株に対する売り圧力には根深いものがあって、上げ幅を拡大、それ行けとなると、すぐに売り物がわいてきて伸びきれないことがほとんどなのである。一方、主力大型株の場合は全く逆で、大きく下げても復元力があるというか、多くの場合、結構戻して終わる。
この日はオープンハウスが3710▼700のストップ高まで売られた(終値は3735▼675)。前日発表した2018年9月期決算のためだが、この内容は予定通りの内容。2019年9月期見通しが期待に届かなかったということから売り込まれたとみられるが、こんなものは、会社は控えめな予想を出すに決まっているのに、そんな言い訳は(小型株に限っては)許さないというのが昨今の市場のわけである。

それでも、当道場銘柄は、ほとんどの銘柄が上げた。
フィックスターズ1348△58、シェアテク2355△106、コシダカ1353△40、ティーケーピー4000△100、グローバルG1306△36などである。
仙波糖化950▼5、ロジネット1707▼37の値動きを見ると、人気薄の小型株の需給関係の悪さを思い知らされる。とはいえここまで叩き売るのはどうかしている。ロジネットは1株利益が約300円、配当はわずか36円。配当性向は12%台だが、これを30%にするとされます。え言えば株価暴騰は必至で、これについて書きたかったのだが、またもや、アメリカ株が危ない動きになっているので、後日に譲る。

NYダウは現在120ドル前後の値下がりだが、為替が1ドル113円台前半と円高に大きく振れているためか日経平均先物・大証夜間は160円前後下げている。
少し戻したからと言って油断せず、高い局面では、ある程度売り、持ち高は少なめにし、安全第一で運用するのを基本方針にするところだ。
終わってみないと分からないのが、NYダウであり日経平均だが、果たして16日の朝、どういう結果が待っているか。

11月15日 23時55分記
14日の相場は日経平均、TOPIXとも上げたが、値下がり銘柄のほうがはるかに多かった。主力大型株や中型株が上げ、小型株の多くは下げたわけである。JQ、マザーズは値下がり銘柄が圧倒的に多く、ともに1%前後の下げ。

最近の主力株と小型株の株価の関係は、まさに東京などの一等地の地価と地方の地価の関係ような様相を強めている。地方の地価が下げ続けるのは、その将来に希望が持てないからで分かるが、小型株が下げ続けるのは、理にかなっているとは思えない。それでもそうなるのは、ひとえに需給関係が悪いからだろう。個人投資家の懐具合が悪いため、売りたい人が買いたい人に比べ圧倒的に多く、安過ぎる株価であっても、売りはだらだらと出て、その売りがまたさらなる売りを誘うという悪循環に陥っているのだろう。
いつまでもこういう相場が続くとも思えないが、もうはまだなりという格言もあるように、転機を的確に判断するのは、至難の業であると心得、持ち高は少なめに、慎重に対処したい。

前日に決算を発表した3銘柄の値動きを見てみよう。
仙波糖化(推)=955▼125
グローバルG(WEB銘柄)(推)=1270▼144
ロジネット=1746△6(高値1790円まであっての安値引G(WEB銘柄)(推)あ

そろって好業績だったのに、どうしてこんな動きになるんだとも言いたくなろうが、実は小型株の株価をチェックすると、こうした理不尽ともいうべき大幅安を演じている銘柄は、枚挙にいとまない。
とんでもない決算を発表したメディカル・データ・ビジョンが2日連続ストップ安なのはともかく、好決算組も惨憺たる状況だ。
エランは09日、前引け後に好決算と分割を発表、09日、12日で計413円上げたが、13日は35円安、14日は2964▼326で、上げの87%を失った。物語コーポレーションも同様な値動きだった。
ワークマンの場合、06日引け後にまずまずの好決算を発表したが、07日は7070▼290、そして14日は6720円まで急落、終値でも6880▼300。
不二精機は14日14時30分に決算を発表。14時30分11秒に495△15のこの日の高値を付けたがすぐに急落、最後は410▼80のストップ安売り気配。なお決算内容は微妙だが、別にひどい内容だったわけではない。

このほかにも、例を挙げようと思えば、いくらでもあるのだが、要するに、ここ投資家心理が急速に悪化、資金繰りも悪化していて、小型株の場合、ちょっとしたことにも過剰に反応、とんでもない下げにつながるケースが多発しているのである。
仙波の例でいえば、今期、上方修正も増配もしなかったら125円安どころでなく200円安とかもありえただろう。フィックスターズ(推)にしても、あれだけの好決算で今の株価のわけで、もし平凡な決算だったり予想外に冴えない内容だったら、株価(今日の終値は1290▼59)は1000円くらいになっていても不思議ではない。
自身の主力株がそういう事態になってしまった投資家は、ざらにいるわけで、そうした投資家がやむなく、バンバン持ち株の処分に出ている可能性も十分あるわけである。このように推理を進めてくると、今の小型株のありえないような理不尽な下げのからくりの一端も見えてきたような気がする。

フィックスターズが、引け後、自社株買いを発表した。発行済み株式数(自社株を除く)の0.60%にあたる20万株(金額で3億円)が上限。比率的にはそう多くないが、ここ下げているときなので、それなりのインパクトにはなりえよう。PTSでは1338△48。

11月14日 23時59分記
この五月雨式に続く数百円安ショックには、大半の投資家がほとほと参っていると思われる。しかし嘆いていても始まらない。気を引き締めて、いかなる事態にも対応できるようにしておくしかない。

グローバルG(WEB銘柄)(推)の決算については、前項稿書いたので、未読の方は、そちらをご覧いただきたい。13日は、ほかに仙波糖化(推)、ロジネット、SBS(場中)が、決算を発表した。

【仙波糖化】
9月中間決算を発表、経常利益は先般の増額した数字にわずか届かないながらも前年同期比50.2%増益の5.87億円だった。併せて予想通り、通期業績の上方修正も発表した。経常利益予想を9.7億円→11.2億円に増額した。さらに期末配当(一括)の12円→15円への増配も発表した。ほぼ文句のない内容と言えるがPTSでは1016▼64。ただし繰り返しになるがPTSは全くと言っていいほど当てにならない。ちなみにグローバルのPTSは1250▼164で始まったわけだが、現在は1354▼60と100円以上戻している。

【ロジネット】
9月中間期の経常利益は13.5億円予想に対し15.00億円だった。前年同期の12.85億円を2.15億円上回ったことになる。
通期予想の28.00億円は変更しなかったわけだが、これは前期の26.41億円を1.59億円上回るだけである。このままいけば、通期の経常利益は28.5億円~28.9億円程度と、予想を上回ることになろう。
いずれにせよ、好決算であり、1株利益は名目でも297円、実質では321円。PERは名目で5.9倍、実質で5.4倍に過ぎない。連続で史上最高益を更新する成長企業のPERとはとても思えない。

11月14日 0時02分記
グローバルG(WEB銘柄)(推)は引け後、2018年9月期決算及び2019年9月期見通しを発表した。
PTSで1250▼164と売られた(現在は1300円)ことで、掲示板は百花繚乱というか阿鼻叫喚というか・・・

11.17日付で以下のように書いている。

>グローバルGも13日が決算発表だが1428▼16。同じ決算発表でも、仙波、SBSは9月中間決算なのに対し、こちらは2018年9月期本決算だということ。つまり、この場合、中間決算と違い、今期(2019年9月期)の予想数字が出される。これが怖いわけである。実際がどうなるかではなく、会社の胸先三寸の予想数字なわけだから。
まあ慎重に微増益予想にしておくかなどという鶴の一声で決まったりして・・・・

まさにこの通りで、今期は前期が大幅増益だったこともあってか、経常0.7%増益予想という、まさに鶴の一声ではなかろうが、微増益予想だった。
それはともかく、これだけの文句のない好決算で、なぜ、かくも売られるのか、考察してみた。
その前に、PTSの株価や掲示板の決算に関するコメントは、まったく当てにならないということを心得ておかれたい。
アルファポリスの決算をめぐっては、ネガティブな書き込みが大多数だった。PTSは高かったが、それでも100円高未満だったと記憶する。それが、ふたを開けてみればストップ高(400円高)買い気配で終えたわけである(11.12日)。

さてグローバルGの決算である。
PTSで売られた理由としては以下のことが考えられる。

①当期利益が前期比29.4%の減益だったこと。
>この固定資産について、将来の待機児童解消を前提に入所率 等を保守的に見積り、保育設備に係る投資額と投資期間を通じた回収可能 額について比較検討いたしました。 その 結果 、投資回収期間の長期化が想定される保育施設に係る固定資産に ついて減損処理を行い、 1,268百万円を減損失として特別損失に計上いたしました。(会社発表)
要するに、「保守的に入所率を低く見積もり」特損を出して計上したので、こういう減益になったわけで、保守的にしなければ不要なことを、好業績なんでやってみたわけである。
こういう一時的損失は、ほとんど無視してよいというのが、鎌倉理論である。
加えて、これは、もう過去のことで、今期は特損が消え、当期利益は5.59億円→12.50億円と123.5%増になると公表しているのだから、前期の特損による当期利益大幅減を下げの理由にするとしたら、まったくの的外れと断言してよかろう。

②株探のとんでも分析の影響
以下は株探の銘柄ニュースより。
>グローバルG、今期経常は1%増益へ
 グローバルグループ <6189> が11月13日大引け後(15:00)に決算を発表。18年9月期の連結経常利益は前の期比29.8%増の19.1億円になり、19年9月期は前期比0.7%増の19.3億円とほぼ横ばい見通しとなった。6期連続増収になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比71.5%増の2.5億円に拡大したが、売上営業損益率は前年同期の2.8%→-1.2%に大幅悪化した。

問題なのは、後段の部分。売上営業損益率も何もあったものではなく、要するに、同社の7-9月期は営業利益は0.55億円の赤字だったのである。しかし補助金収入が多額にあり経常利益は2.59億円の黒字だった。
普通の企業なら、本業の儲けを示す営業利益が重要とかいう理屈も成り立ちうるが、グローバルGの場合、補助金収入が圧倒的に多く、これを前提に、設備投資、保育士の採用等を積極的にやり、待機児童解消に努めているわけである。こういう企業なのだから、通常の企業とは全く異なり、営業利益は重要度が低く、重要なのは、圧倒的に経常利益なのである。
「19年9月期は前期比0.7%増の19.3億円とほぼ横ばい見通しとなった。」とあるが、これは最初に書いたように、保守的に「微増益にした」とみるべきであろう。
前期決算同様、最終的には上方修正され、大幅増益になる可能性は十分あろう。

③「上方修正」なのに上方修正と書かれていない。
営業利益、当期純利益は下方修正で経常利益は上方修正
という決算だったわけだが、このように上方・下方入り乱れたため、本当の姿である「上方修正」が使えず、見方の分からない投資家が、悪い決算と勘違いした。

それでは、今回の決算についての私の分析を書いておこう。
もともと、営業微減益見通しを会社も四季報も示していた。4.07億円が3.70億円に減る見通しだったが実際は3.37億円と、ややさらに減ったわけである。しかし、もともと営業利益はさして重要ではない。
重要な経常利益は2018年9月期の14.77億円が19年9月期は17.00億円になる見通しだった(四季報予想も同じ)。
それが17.00億円→19.17億円へ大きく上方修正されたわけである。
決算をきちんと見ない投資家は、この期初予想が17.00億円だったことさえ頭にない可能性がある。
以下で数値は経常利益。

2018年9月期  会社予想(=四季報予想)→ 実績値 予17.00億円→ 19.17億円
2019年9月期  四季報予想→会社予想         予18.50億円→予19.30億円  

じっくり、上表を検討すれば、文句のない好決算だったことが分かろう。

11月13日 19時00分記

12日の相場は最初は小型株優位で当道場銘柄は、フィックスターズ(推)はじめ、シェアテク、グローバルG(WEB銘柄)(推)、仙波糖化(推)等、快調に上げていたわけだが、終わってみれば、結局、主力大型株が上げ、小型株は売られた。
1437円まであったフィックスターズも1366▼31と反落した。
決算期待からか、仙波1073△35、グローバルG1470△42は堅調を維持した。

前日、好決算を発表したアルファポリスは2194△400のストップ高。ちょっとした違いで、決算では暴落したり、このようにストップ高したりするから、恐ろしい。これくらい大きく動くのが、今の相場なのであり、この地合いで相場をやるからには、それなりの覚悟が必要だということでもある。
ストップ高と言えば、やはり好決算で10.12日にストップ高を演じたコシダカは1325▼78と急落した。これなどもなぜこれだけ下げるのか理解不能だが、これまた、これが相場だとしか言いようがない。本来なら、この突っ込みは断固買いなのだが、何せ地合いが不安定過ぎる。

現在NYダウは224ドル(0.9%)安、日経平均先物・大証夜間は260円安となっている。
ほっとしたのもつかの間、やはり、この相場、遊泳禁止のところで泳いでいるのだと覚悟して取り組むしかなさそうだ。

11月13日 0時10分記
09日の日経平均は237円(1.1%)の大幅安となったが、これはJXTG、ファナックが5%前後の急落なったことが響いた。騰落銘柄数的には、なんと値上がり銘柄数のほうがやや多かったのである。JQは-0.1%、マザーズは0.0%だった。騰落銘柄数はどちらも値下がり銘柄数が多く、特にマザーズは値上がりの1.7倍弱に達した。

当道場銘柄はまちまちだった。
フィックスターズ(推)は安寄り後切り返し1408円まであって1397△17。次第に決算内容が高い評価を受け始めているように思われる。自動運転、量子コンピューター等、同社がこうした全分野でも最も有望とみられる分野のうちの2つに全力で取り組み、かつ収益的にも実績を積み上げているという厳然たる事実に気付いたなら、株価が、こんなものでは終わらない・時価はなお著しく評価不足であるという結論に達するのは当然だろう。

仙波糖化(推)の動きがいい。1038△38。13日発表の9月中間期決算だが、4-6月期決算発表時に、会社が経常4.70億円→6.00億円に上方修正している。こうした場合、よほどのことがない限り、この6.00億円を実績が下回ることはない。おそらく6.1億円~6.4億円程度になるのではないか。そうすると、通期予想の9.70億円というのは、いくら地方企業とは言え、恥ずかしくて変えざるを得ないのではないかというのが、私の読みのわけである。しかしまあ鉄面皮の人もいるわけで、通期予想は変更なしもなくはない。しかし、その場合も、もう投資家は騙されないだろう。株探は例によって、「当社の試算では10-12月期は前年同期比・・・%の減益と」とかやるのかもしれないが。
同じく13日決算発表予定のSBSも1462△19と続伸した。

ロジネットの決算について。
近々発表と思われるが、陸運で08日福山通運、09日セイノーHDが、それぞれ好決算を発表した。いずれも今期通期予想も上方修正した。これを受けての福山は5100円まであって4930△340と急伸した。ヤマトHD、SG HDなども含め、陸運各社の好決算が、こうも続く最大の要因は、運賃値上げが予想以上に順調に浸透していることとみてまず間違いなかろう。こうした点から見ても、ロジネットの決算が、かなりいいものであることは、かなりの確率で期待してよさそうだ。札証が気にならないではないが、これまで好業績を全く無視してとんでもない安値に放置されてきた株価だけに、予想を上回る好決算となれば、福山以上に敏感に反応してもおかしくはない。

コシダカは1417△61まであって1403△47。地合いが内需有利に流れる中、10.12日に好決算発表でストップ高後、もみ合いに終始していたこの銘柄にもいよいよ出番が来たのではと思わせる動きだ。カラオケ、カーブス、両輪とも絶好調だ。

シェアリングG(WEB銘柄)(推)は2520▼23と続落。死んだと見せかけてよみがえるのが、この銘柄の得意技だ。売るのを考えるより、むしろ突っ込んだら(腕に自信のある方のみだが)買い乗せを考えるところだろう。

グローバルGも13日が決算発表だが1428▼16。同じ決算発表でも、仙波、SBSは9月中間決算なのに対し、こちらは2018年9月期本決算だということ。つまり、この場合、中間決算と違い、今期(2019年9月期)の予想数字が出される。これが怖いわけである。実際がどうなるかではなく、会社の胸先三寸の予想数字なわけだから。
まあ慎重に微増益予想にしておくかなどという鶴の一声で決まったりして・・・・
同社の業績は補助金収入に大きく左右されるわけだが「19年9月期も(中略)補助金収入伸びる。」(四季報秋号)とあるわけだが。

09日のNYダウは202ドル(0.8%)安、NQは1.7%安。CME日経平均先物は130円安。
これを受けて、日本は主力株安となろうが、小型株には踏ん張ってもらいたいものである。

11月11日 21時49分記
08日の相場は、前日のアメリカ株が中間選挙を受けて急騰したため、大幅高となった。ただ、日経平均401円高とは言え、値下がり銘柄数が324もあって、全面高とまでは言えない。主力株ではファナック、オークマ、武田薬品などが下げた。

当道場銘柄はほぼ全面高だった。
フィックスターズ(推)は1420△148まであって1380△108。後場まもなく1336△64まで上げ幅を縮小したが、そのまま崩れるのではなく、それなりにいい形で終えた。
一方、シェアテクは2660△110まであったのに終値は2543▼7と下げて終えた。多くの個人投資家が、最近の小型株の激しい下落に神経質になっていることが、こうした値動きの背景にあるのかもしれない。ただ、シェアテクに関して言えば、ここ2753円(10.17日)の年初来高値に迫っていて、この更新をめぐる投資家間の虚々実々の駆け引きも背景にあるとみるべきでだろう。もちろん、私はまもなく高値更新とみているわけである(あたる保証がないことは言うまでもない)。

一進一退の動きを続けているグローバルG(WEB銘柄)(推)は1444△44と反発した。徐々に反騰色を強めているように思われる。もう一段高するとはっきりするわけだが。

ジャムコ(WEB銘柄)(推)は3055△133と3連騰。決算発表で急落したのは何だったのかという動きだが、こうしたおかしな値動きが、最近は常態化している。急落(急騰)したとき、それをどうみるか、眼力が問われるわけだが、判断は一筋縄ではいかず難しい。

決算後、大きく株価が動いている銘柄では、オイレス工業が2004△70と大幅高となった一方、東祥は3765▼15で4日続落となった。またコシダカは1389△34まであったものの終値は1356△1。

ティーケーピーが4080△320と大きく上げ、またサンコールも前日の好決算を好感、821円まであって801△69と急騰した(どちらも「新四季報から発掘した妙味株」)。

アルファポリス、仙波糖化(推)、SBSも上げたが、この3銘柄は決算発表が近い。アルファポリスは09日、仙波、SBS,それにグローバルGはいずれも13日である。

11月08日 23時48分記