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相場について書く前に、新型コロナの日本の状況について触れておこう。

以下に示したのは、東京都の2.01日から2.28日までの各日の新規コロナ感染者数である。
最上段は2.01日から07日分、最下段は2.22日から2.28日分である。
新聞なり、テレビなりが、早くこういう形で報じてくれればと思うのだが、東京都を含め、どこもやらない。
やむなく、東京都の棒グラフで示してあるデータをもとに、自分で作ったというわけである。

 月  火  水  木  金   土  日
393  556  676  734  577   639  429
276  412  491 434  307  369   371
266  350  378  445  353   327  272
178  275  213  340   270   337 329

テレビのように、日々の数字ばかり言われても、傾向が今一つ分かりにくいが、こうすると、かなりはっきりしてくる。
同じ曜日で比べると、ほぼ一貫して減り続けてきていた。増えたのは2.17日(水)まで1回もなかった。
ところが、18日(木)445人、19日(金)353人と2日連続で前週の11日(木)434人、12日(金)307人と比べ増加した。
そして27日(土)337人、28日(日)329人も、2日連続で前週の20日(土)434人、21日(日)307人と比べ増加したわけである。
3.07日で緊急事態宣言の全面解除というシナリオに黄信号がともった感がある。このことも頭に置いて、3.01日以降の東京都等の新規感染者数を見ていく必要がある。

アメリカの長期金利急上昇で、株式市場に激震があったわけだが、これが今後どういうことになっていくか、問題が大きいだけに、重大な関心・懸念をもって注視していく必要がある。
金利上昇傾向がなお続きそうということになれば、成長株(グロース株)へは逆風となる。ここ、アメリカ株で、NYダウに比べハイテク株比率の高いNQ(総合指数)の下げがきついのや、日本で半導体株の下落が激しいのは、金利上昇局面では、こうした銘柄が売られることが多いためである。
とは言え、これは一般論で、日本株で言えば、JQやマザーズ、また一部市場の小型株では、ハイテク(IT、DX関連を含む)株でも割安な銘柄は多くあり、こうした銘柄も一緒くたに今後も売られるのか、選別が強まるのか等は、今後の値動きを見ながら判断していくところだろう。

2.26日のNYダウは470ドル(1.50%)安、NQは73ポイント(0.56%)高だった。
これを受けての日経平均先物は289円(1.0%)高となっている。前稿で「せめて400円高以上」とした願いには届かなかったが、それなりのプラスにはなった。

今後の相場がどう展開するか、コロナの動向も絡んで難しい局面である。持ち株がIT、DX関連等やコロナ追い風銘柄の比率が高い方は、3.01日、そういう銘柄の強調場面では多少なりと、時流に乗る銘柄へのチェンジ等の対策を講じることをお勧めしておく。

【オーエムツー(推)】
最新の推奨銘柄のうち、ここではオーエムツーについて、材料等について書くことにする。
私は注目銘柄等の場合、四半期ごとの数字(主に経常利益)をチェックしていて、その実績をもとに、会社や四季報が出している数字でいいか、最新の数字からして上方修正が必至だったりしないかを見ていて、それをもとに独自の予想数字も、当ブログで、かなり頻繁に公表している。
難しいことではなく、誰でもできることであり、またそのやり方も、拙著や当ブログで書いているのだが、車の両足運転同様、実行する投資家は稀有のようだ。
以下にパンチ工業について書いた実例(2.21日の稿より)を再掲しておく。

       4-6 7-9  10ー12  1-3
各四半期    24  348    633  予425
累計      24    372  1005 予1430

このような数字を出して1-3月期の予425はあり得ず、上方修正必至との結論を導き、投資の参考にするわけである。
今回のオーエムツーに関しても、こういう表を作れば、私の意図や予想数字はおのずと、それなりにお分かりになるだろう。とりあえず、読者諸氏も実際にこういう表を作ってみられることをお勧めする。データは四季報のバックナンバーがあれば、それらの数字をつなぎ合わせる、ない場合はオーエムツーのHPのIR情報で決算短信の何期分かを見ればよい。

2月28日 21時29分記
アメリカの長期金利が一時1.61%(10年物国債)と、約1年ぶりの水準に急上昇したことから、25日のアメリカ株が急落(NYダウは-1.75%、NQは-3.52%)、日本でも一時0.175%と約5年1ヵ月ぶりの高水準となり、株価も急落した。
日経平均は1202円(3.99%)安となったが、この下げ幅は4年8ヵ月ぶりの大きさだ。ちなみに昨年3.13日、コロナショックの時の下げ幅1129円をわずかに上回ったわけだが、当時の日経平均は18000円台(3.12日)だったから、下落率的には、今回ははるかに小さかったわけである。しかもあの時は3.09日にも1051円安を演じている。私はニュージーランドで地獄を見たわけだが、当時の株手帳を見たら、3.09日のところに
保証金率25.33% 不足金33万円、50万円入金
とのメモ書きがあり、当時の苦しい記憶がよみがえったことだった。その後さらに苦境に追い込まれ、帰国直後の3.16日に200万円入金で、何とかしのいだのであった。
話を現在に戻して、TOPIXは3.21%安だった。
JQ指数は1.21%安、マザーズ指数は1.96%安だった。

以上の数字でもある程度分かるように、主力大型株やIT関連、半導体関連の下げがきつく、これら以外の小型株の下げは、比較的小さく、またコロナ直撃銘柄には、上げるものも、それなりにあった。

このため、私などは、一時はとんでもない額の損失だったのが、後場開始直後には、ほぼプラマイゼロにまでなったのだが、これはぬか喜びに終わり、最後はそれなりのマイナスにはなったわけである。
それでも、道場銘柄は健闘し、値上がりするものもそれなりにあり、比較的軽度のダメージで終えられた方も多かっただろう。

最新の推奨銘柄は、3銘柄そろってプラスの場面もあって、終値ではオーエムツー(推)1357△15(高値は1394円)、じげん(推)438±0(高値は445円)、アルテサロン(推)536▼2。
動きの悪い銘柄から一部でもチェンジしておけば、ダメージは大きく軽減されたわけである。
アドベンチャーも5250▼340まで下げた後5750△160(この時点で私の勘定がプラマイゼロ近辺まで行ったわけだ)まであって終値は5610△20。ほかにも新コスモス電機、UTグループ、アウトソーシング、インタースペース、プラッツなどが上げた。パンチ工業は±0。
下げはしたが、フルキャスト、コメダ、ブロンコビリー、コシダカ、セントラルスポーツなどの下落率は小さかった。
やはり流れはアフターコロナを見据えた、こうしたコロナ直撃銘柄にあることを確認する1日だったと言えよう。

現在、日経平均先物は400円前後の値上がりとなっている。
2.24日=- 484円
2.25日=+ 497円
2.26日=-1202円
ときて、3.01日は+1200円とは言いませんが、せめて400円以上のプラスでお願いしますといったところ。

2月26日 21時57分記
25日は、前日の大幅安とは打って変わって、大幅高となった。これが今の相場である。
日経平均は前日の484円安に対し25日は497円高と下げ幅以上に上げたが、TOPIXは前日の7割弱の戻りにとどまった。単純平均や小型株指数は半分も戻れなかった。
JQ指数やマザーズ指数も同様だった。

このように、小型株は全値戻しとはいかなかったわけだが、「コロナ直撃銘柄」の多くは、前日に続き上げたので、こうした銘柄の比率を高めておいた方は、2日間計ではプラスで悪くてもトントン程度でしのげたわけである。

前日、公表した3推奨銘柄は、そろって5%前後の値上がりとなった。
アルテ(推)は550円まであって538△30(JQ値上がり率20位)。前日までは6000株前後だった出来高は36900株に激増した。昨年来高値585円は簡単に更新しそうだが、そこからどうなるか。あっという間に600円台に乗り、そこから550円くらいまで急降下といった目まぐるしい値動きもありうるので、後で悔やまないように、今から戦略を練っておかれたい。

じげん(推)は440円まであって438△23.掲示板ではこの会社、評判が悪いようで、上げた理由も不思議がられている。それくらいだから、相場はまだ助走段階だろう。555円の昨年来高値更新もありうるとみている。

オーエムツー(推)は1344円まであって1342△60(JQ値上がり率29位)。エスフーズ傘下の食肉小売業だが、ステーキ店などの外食も売り上げの28%を占める。これまで外食株が大きく上げる中でも、オーエムツーは蚊帳の外で、ほとんど上げていない。今ようやく、注目が集まり始めたばかりなので、いわば相場が若く、ここから大きいとみて取れる。

FPGは654円まであって643△39で戻り高値を更新。三菱Uリースも586△9と続伸となった。(航空機リース)
コシダカは安くなる場面もあったが切り返し578△7、ラウンドワンも1180△21と上げた。(カラオケ、ボウリング)
ルネサンス、セントラルスポーツは、前日の急伸の反動で、ともに反落した。(フィットネス・スポーツクラブ)
外食はまちまちで、串カツ田中、フジオフード、ゼンショーなどは上げたが、ブロンコビリー、コメダ(喫茶店)は下げた。
旅行は強く、どちらも下げる場面があったがオープンドアはプラスで終え、アドベンチャーは±0だった。

半導体関連は前日と正反対でほぼすべてが上げた。ただしマルマエ(推)、東京応化などの道場銘柄も、それ以外も、前日の下げ幅よりかなり小さい上げ幅にとどまった。

2月25日 23時26分記

24日の相場は大幅は大幅安となった。日経平均は484円(1.61%)安、TOPIXは1.82%安だった。
主力大型株中心に売られたわけだが、「コロナ直撃銘柄」には値上がりするものも多かった。三井不動産、日航、JR東海、オリエンタルランド等である。
JQ指数は1.45%安、マザーズ指数は4.31%安だった。

当道場銘柄は値上がりするものも多く、全体として、比較的、軽傷で終えた。
旅行、レジャー、外食等の、お勧めしてきた銘柄群の大半が大きく値上がりしたためである。
アドベンチャーは昨年来高値更新となる5910円まであって5590△300(マザーズ値上がり率20位)、オープンドアも2496△161(東証1部値上がり率14位)。
コシダカ、ラウンドワン、ブロンコビリー、串カツ田中、ルネサンス(東証1部値上がり率5位)、セントラルスポーツなども上げた。

半導体関連は軒並み下げて、道場銘柄もマルマエ(推)、東京応化等、すべて下げた。
DX関連もテクマトリクス等、大半が下げた。

しかし下げるかと思えば上げるのが今の相場である。現在、日経平均先物は170円程度の値上がりとなっている。

このタイミングで、私が温めてきた小型株3銘柄を、推奨銘柄として公表する。
うち2銘柄は日々の出来高が、かなり少ないので、熟慮の末、大商いのこなせる1銘柄と併せて公表することにした。
こうすることで、幾分でも買いが集中することを軽減しようという意図である。

2406 アルテサロン(JQ) 
株価=508円(2月24日終値)   
出来高=5100株(2月24日) (売買単位=100株)
実質予想PER=18.0倍(2021年12月期。会社予想の経常利益に基づき算出) 
2020年03月13日=347円~585円=20年12月28日(月日=昨年来安値~昨年来高値=月日)
自信度=A(5段階評価。Aが最上位)
推奨度=B(5段階評価。Aが最上位)

3679 じげん(東証1部) 
株価=415円(2月24日終値)   
出来高=706200株(2月24日) (売買単位=100株)
実質予想PER=21.4倍(2021年12月期。会社予想の経常利益に基づき算出) 
2020年03月23日=222円~555円=20年01月16日(月日=昨年来安値~昨年来高値=月日)
自信度=A
推奨度=A

7614 オーエムツーネットワーク(JQ) 
株価=1282円(2月24日終値)   
出来高=4200株(2月24日) (売買単位=100株)
実質予想PER=7.7倍(2022年1月期。鎌倉雄介予想の経常利益に基づき算出) 
2020年04月02日=825円~1515円=20年06月15日(月日=昨年来安値~昨年来高値=月日)
自信度=A
推奨度=B

25日は、できるだけ穏健に始まってほしいので、詳しい材料等は後日とする。
アルテとオーエムツーの推奨度がAでないのは、日々の出来高が1万株にも満たず、買いにくいためである。買う場合、そう高くない株価までの指し値とするのを原則とし、少しだけでもと高いところで買った場合は、それよりそれなりに低いところにも指し値し、平均ではあまり高くない株価で買うよう努められたい。
じげんは70万株台の出来高なので、わりに気軽に買えるだろう。

最小限、材料的なことについて。

アルテ=「コロナ直撃銘柄」は、ここいろいろな分野の銘柄が幅広く買われている。この中で比較的忘れられている業種として、私が注目したのが理美容である。アルテは美容室をチェーン展開。

じげん=子会社の「アップルワールド」に注目。

オーエムツー=2021年1月期業績は予想を大きく上回るはず。

2月24日 23時50分記


22日の相場は、小型株中心に戻した。
そういう風向きだったため、道場銘柄は大半の銘柄が上げ、19日の下げ分を埋めて余りあるものになった。

>というわけで、前記のオープンドア以下の銘柄は、この押し目は絶好の買い場だったのではないか。22日、そう高く始まらないなら、仕込んでいいだろう。

と書いたわけだが、そこで銘柄名を挙げた各社の株価は、以下のとおり。
オープンドア2335△87、アドベンジャー5290△60、コシダカ551△28、ラウンドワン1110△41、ルネサンス1174△45、セントラルスポーツ2429△61、ブロンコビリー2319△47、串カツ田中1900△65。
私はコシダカの持ち株をもう少し増やしたいと狙っているのだが、この日もかなり高く始まり、結局買えずじまい。アドベンジャーは乱高下が激しいが結局上げるからと、少し安めの水準に指し値しておいたら、後場に入ってすべて買えた。

22日は、このほか、日航、ANAの航空会社、JR東海、JR東日本などJR各社も大幅高した。
アフターコロナを見据えた投資行動が一段と鮮明になってきたということだろう。まごまごしていると、買いにくくなりリスクも増す。もう遅すぎるとまでは言わないが、22日までには、あらかたは仕込んでおきたかったというところだ。
ここからだと、まだあまり上がっていない銘柄の発掘も考えるところだろう。私自身も、毎日、そうした銘柄を探している。地合いを見つつ、タイミングを計ってご紹介していきたいと考えている。

アクリートは1382▼43と続落した。一方アバント(推)は1409△57と反発した。またメックは相変わらず動きが悪く2073▲20と反落する一方、帝国電機は1210△17と反発した。こうした動きを見ていると、どういう理由でそうなるのか判然とせず、したがって相場の今後も予測が極めて難しい。底入れだけはしたようだが、どうにも戻れない日本瓦斯(推)なども、なんとも言いようがない。

結局、相場はいろいろな見方が入り乱れ、こうという一本筋の通った物色になっていないということでもあり、そこで好成績を挙げるには、ナロー・パス(狭き道)を見つけ、そこに集中投資するのが最善の道であろう。もちろん、集中投資と言っても、いつどういう不測の事態が起こるかわからず、物色動向の急変もあるので、ほどほどにとどめるべきは言うまでもない。
そして、私が今そのナロー・パスと考えるのが「コロナ直撃銘柄」のわけである。これらはナロー・パスながら比較的安全で通りやすいと考えている。

今や、自粛自粛できた人々の心は、早くここを抜け出し、思いっきり、ハッチャケたいということだろう。巣ごもりで結果的に節約したのでお金もそれなりにある。こうした蓄積されたエネルギー(気分+資金)が、今後、旅行やカラオケ、興行その他のレジャー等々に怒涛のように向かう。
とりあえずは旅行(国内に加え少し先を見て海外も)、カラオケ、外食等が有望とみて、そういう銘柄をお勧めしてきたわけである。

今や、世界のコロナ新規感染者数は急速に減少している。ワクチン接種が進んでいる国では、すでにその効果も出始めている。イギリスではジョンソン首相が22日、イングランドにおける今後の規制緩和計画を議会で発表した。段階的に緩和、6月にかけて残る規制も解除していく計画だという。
日本も、大阪などの関西3府県と、愛知県、岐阜県、福岡県の緊急事態宣言について知事の要請を受けて今月末日にも解除の方向だ。また東京都など首都圏の1都3県に出されている緊急事態宣言についても期限の3.07日までとし、再延長しない方向だ(もちろん東京都で新規感染者急増とでもなった場合は違う)。つまり、基本的には3.07日で、全国で緊急事態宣言は解除されることになろう。相場は、そこまで待たず、先行してあげているわけで、08日はむしろ利食い先行となる可能性さえ考えておくところだ。

22日のアメリカ株はNYダウが0.09%高とわずかながらも上げたのに対し、NQは2.46%の大幅安だった。
23日のヨーロッパ主要国の株価は、一時かなり下げたが、最後はドイツが1.02%っ安だった以外は小幅まちまちだった。
NYダウ先物は小幅安で、日経平均先物は200円余りの値下がりとなっている。

2月23日 22時45分記
10日の相場では、ここ大きく上げた銘柄も、その大半が下げた。コロナ直撃銘柄のオープンドア、アドベンチャーなどの旅行関連、コシダカ、ラウンドワンなどのレジャー関連、ルネサンス、セントラルスポーツなどのフィットネス・スポーツクラブ、またブロンコビリー、串カツ田中などの外食も下げた。

しかし、こうした銘柄群が、大きい流れとして、アフターコロナを見据えて、戻していくというシナリオは、いささかの変更も必要なかろう。
コロナ新規感染者数は減少傾向にあるのは、明確になってきているといって差し支えなかろう。新規感染者数が0の都道府県は0~4程度に長らくとどまっていたが、ここにきては増加傾向にあり、21日は14にもなった。 東京都は272人だったが、特異曜日の月曜(22日)は100人台、それも100人台前半になるかもしれない。ごく小さい可能性だが100人割れもなくはなかろう。

ワクチン接種は、例によって、どんどんおかしなことになってきて高齢者への接種は4月は90歳以上のみとかいうようなとんだお粗末なことにもなりかねない情勢だが、そうこう言っているうちに、予想外にコロナが終息に向かう傾向がはっきりしてくる可能性もある。「ワクチンのアベノマスク化」であるが、まあここまで楽観視するのは危険であるし、まさかそうまではならないだろうが、いずれにせよ、株式市場的には、アフターコロナの流れは変わらないし、その傾向が一段と加速化するかも知れないくらいの見立てで行くところだろう。

というわけで、前記のオープンドア以下の銘柄は、この押し目は絶好の買い場だったのではないか。22日、そう高く始まらないなら、仕込んでいいだろう。

【パンチ工業】
ワクチンの日本への供給が順調に進まないことが、はっきりしてきた。世界的な奪い合い的様相さえ見せ始めている。このため、日本人への接種完了時期は見通せないとさえ言っていいくらいだ。このことは、1瓶6回対応注射器の大増産が、これからでも十分意味があることを意味する。パンチに金型発注して間に合うわけである。
パンチ工業のこれに対応する金型の販売先がどの程度あるのかなど詳細は不明だが、好影響だけは必至だろう。「中国電子部品メーカーがマスク製造開始を受け関連金型製品の需要が増勢。」(四季報2020年4週のパンチ工業の稿)ともあり、意外にも金型は注射器生産でもマスク生産でも重要な役割を果たす。21日の朝日朝刊には「PCR資材 世界で争奪」という記事があり、PCR検査に欠かせない資材の不足がめだっているという。パンチは近年、医療機器業界の開拓に力を入れており、上述のような状況は、まさに絶好の商機なのではないか。

2.10日に第3四半期決算を発表、2021年3月期の通期決算予想も上方修正したわけだが、この数字は保守的なものとは思いつつ放置していた。時間もできたのでチェックしてみたところ、やはりという結果が出た。
以下の表は経常利益の数字で単位=100万円。

       4-6月 7-9月 10ー12月 1-3月
各四半期   24   348   633  予425
累計    24   372 1005  予1430

子供だましのような数字なので、当ブログ読者ならすぐお気づきのように、1-3月期の予425がおかしいわけである。
緊急事態宣言が出て異常な状態だった4-6月期を除くと、経常利益は348、633と回復してきている。この傾向は1-3月期も続くとみるのが順当で、1-3月期は425ではなく800~1000程度とみるところだろう。そこで中間をとって900(通期の数字を切りよくするため表では895にしてある)とした表を以下に示しておく。

        4-6月 7-9月 10ー12月 1-3月
各四半期    24   348    633   予895
累計       24   372   1005   予1900

つまり今期の予想経常利益は先般850→1430に上方修正されたが、→1900前後への再上方修正となる可能性が大きいということである。

2月21日 21時22分記
19日の相場も、前日に続き、いやはやというものだったが、それでも引けにかけ、小型株はそれなりに戻したので、本年最悪・最大の下げかといったん思わせたような惨状は回避できた。
ただ、こうした振幅が大きく、かつ今日下げたかと思うと明日は暴騰といった展開が、今や日常茶飯事化しており、一喜一憂していては、身が持たないと心得、じっくりどんと構えていくことも重要だ。
実際、現在、日経平均先物は200円前後の大幅高となっている。

引け後、マルマエ(推)が1月の月次受注残高を発表した。
対前年同月比30.0%増と、絶好調といっていい数字だった。

>今後の見通しといたしましては、半導体分野につきましては、全般的に好調で市場的には過去最高水準に近付いており、当社の受注についても好調に推移する見通しです。ただし、6月以降は市場環境に一服感がでる見通しもありますが、当社においてはシェアの拡大と消耗品受注の好調さなどから概ね順調に推移する見通しを持っております。FPD分野では、市場環境が回復傾向にあり
ます。新規の引き合いが増えるなど改善傾向が出ていることと、当社シェア拡大の効果も出始めており、しばらくは好調な受注が予想されます。その他分野におきましては、引き合いを受けていた太陽電池製造装置を受注しております。なお、太陽電池市場が活性化していることから、同装置を継続して受注できるように活動を行って参ります。

このように、今後の見通しも明るく、いよいよ、来期予想1株利益107.8円という四季報の大増益予想に現実味が出てきた。市場も、そろそろ、この来期の好業績見通しを、素直に織り込んでいってもいい頃だろう。
PTSでは1285△40。

なおPTSでは三菱Uリース(推)も578.9△6と上げている。

月曜は、このままいくと、かなりの戻りが期待できそうだ。

2月19日 23時20分記
平均PERが60倍を突破していたバブル期とは比ぶべくもないが、それでも、ここにきての主力大型株やファストリの値動きを見ていると、多少の共通点はあるのかもしれない。

それにしても、ここ数日の相場は、小型株中心に運用する投資家には、対応が難しく、やってらんないよと思わず言いたくもなる。
下げない株エムスリーが下げ普通の株になったと思ったら、取って代わったのがオリエンタルランド。18日はついに昨年12.14日につけた18590円の上場来高値を更新する18640円まであって18355△175。
日経平均を引っ掻き回すのはファストリ、107350△4700と、これまた上場来高値更新中だ。日経平均堅調への寄与度は絶大だ。

日経平均は多くの銘柄が下げている中、独りプラスで推移していたが、さすがに後場に入ってはマイナスに転じ56円(0.19%)安で終えた。しかし値上がり銘柄406、値下がり銘柄1713とはかけ離れた小幅な下げ率だ。単純平均は1.03%安、小型株指数は1.40%安だった。
JQ指数は1.12%安、マザーズ指数は1.69%安だった。

道場銘柄も多くが大きく値下がりし、かなりのダメージを受けた。
パンチ工業が昨年来高値を大きく更新する614円まであって604△40(東証1部値上がり率10位)、前引け後に後述の発表をしたアクリートが1522△114(マザーズ値上がり率11位)と、大きく上げたが、焼け石に水だった。

>総合行政専用ネットワーク LGWAN(Local Government Wide Area Network)での SMS(ショートメッセージサービス)送信を可能とする「SMS コネクト for LGWAN」の提供を3月より開始

これまでほとんど押し目を入れず上げ続けてきた三菱Uリース、FPG、ケイアイスターなどは、さすがに一服となった。

テクマトリックス、Ubicom、アバントなどのIT、DX関連銘柄も、そろって下げた。
メック、帝国電機のような動きの悪い銘柄も下げた。

こうした中、出色の強さを見せたのがオープンドア、アドベンジャーの旅行関連。どちらも下げる場面もあったのだが切り返し、終値はオープンドア2429△34、アドベンジャー5290△10とプラス引けだった。
コシダカも、このところの動きは強いの一語で、この日も585円まであって564△7と6連騰。ラウンドワンも1127▼2と底堅い動きだった。

パンチのPTSの株価が怪しいことは前に書いたが、現在も600円まで下げていたのが614△10。出来高は400株にすぎないが、ともかく怪しい値動きでプラスになるのである。多少のリスク覚悟なら、大化け期待で、ここはなお持続か。注射器の思惑はなくとも、業績面からしても大化けの素質はあるのだから(2.10日発表の好決算を吟味されたい)。

現在、アメリカ株はNYダウ、NQとも大きく下げている。あまり下げ幅が大きくなければ、かえって小型株にはいいくらいだが、大幅すぎると、そうもいかない。いずれにせよ、にわかに荒れ模様になってきたので、用心して取り組みたい。

2月18日 23時51分記
17日の相場は、前日の正反対で、日経平均は176円(0.58%)安、TOPIXも0.18%安だったわけだが、値上がり銘柄のほうが多く、規模別指数も大型株が-0.22%だったのに対し小型株は+0.21%だった。
ただもう少し詳しく見てみると、大型株が売られ小型株が買われたというより、むしろ業種別の物色動向にこそ注目すべきなことが分かる。日本製鉄などの鉄鋼、日航などの空運、ENEOSなどの石油・石炭製品の急騰が目立ったわけで、オールドエコノミー、コロナ直撃業種の堅調が際立つ相場だったのである。

私は、かなり前から「コロナ追い風銘柄」から「コロナ直撃銘柄」に風向きが変わりつつあるから、ポートフォリオを、そういうことに対応した形に持っていくようにという趣旨のことを、繰り返し書いてきた。
2.14日(日)付けでは以下の銘柄をお勧めした。これら銘柄の大半は、これより前からお勧めしてきたので、その時点では12日終値よりかなり安く買うことも可能だった。ちなみに12.29日の推奨銘柄である三菱Uリースは29日の終値は499円だった。 
私が推奨した銘柄は、乗らないなら乗らないでいいが、乗るなら原則すぐに乗るようにされたい。 

           12日終値  17日終値 
<航空機リース>
三菱Uリース     572円   596△11
FPG          603円  632△22
<旅行>
アドベンチャー   4750円  5280△170
オープンドア    2186円  2395△123
<レジャー>
コシダカ       509円   557△32
ラウンドワン    1086円   1129△42
ルネサンス     1110円  1215△114(東証1部値上がり率17位)
セントラルS    2394円  2456△113
<外食>  
ブロンコビリー   2288円   2336△45
ゼンショー     2905円    2902△2
フジオフード    1336円   1348△20
串カツ田中    1859円  1875△67
オーエムツー   1216円  1301△27
コメダ        1999円   1951▼8
<人材派遣>
UTグループ    3355円  3240▼95
アウトソーシング 1526円  1491▼41
フルキャスト    1878円  1906▽23

このように、大半の銘柄が17日は上げた。それも多くは大幅高だった。12日の終値との比較でもそうである。
人材派遣の動きが少し悪いが、これはこの業種は、かなり前から、それなりに買われていたからであろう。
外食で、以前に取り上げたALサービス、くら寿司、物語コーポなどと同じで、あの頃、かなり上げているので、今回の出遅れ組物色の流れの中では、やや分が悪いということだろう。

これだけ、上記のような業態の銘柄が上げるのだから、さらに調べればもっといろいろ出てきそうだ。
そんなことを考えながら、東証1部の値上がり率上位銘柄を見ていたら、
4位=テイクアンドギブニー、7位=ワタベウェディング、10位=エスクリ
そうである。結婚市場銘柄である。もう1日早く見つければ、かなりの成果になったはずである。昔の銘柄で東祥も18位にランクインしていた。数日前、ホテル+スポーツクラブでいいかもと思ったが、じきに忘れ去った銘柄である。
というわけで、私は今、もっと他にないか、これから頭を絞ろうと思っている。読者諸氏も何かこれという業種がないか頑張って探されるといいだろう。お宝が眠っているはずである。

道場銘柄の値動きについて書いておこう。
東京応化が6830▼510(東証1部値下がり率6位)と急落した。決算発表は15日の引け後で、まずまずの好決算で16日は10円安で無反応と言っていい動きだった。今日の急落の理由を見つけるのは難しい。アートスパーク型とでも名付けたくなる不可解な動きだ。
テクマトリックスも1807▼119と急落した(東証1部値下がり率8位)。これも急落の原因は不明だ。
日本瓦斯(推)も4980▼190と再び5000円大台を割り込んだ。よもやと思っていたことが起きてしまったわけである。
巣ごもりで素人投資家が激増、スマホで手軽に稼ごうと頑張っているとすると、最近の不可解な値動きには、こういう層の売買の影響もあるのかもしれない。

パンチ工業は564△48(東証1部値下がり率21位)と反発、引け新値となった。ワクチン接種で注射器の「ローデット品」に注目が集まっているが、パントは金型の大手で特注品製造に強みを持ち、注射針製造用の金型部品など、医療用には近年、特に力を入れ始めたところだ。
PTSでは連日のように意味深な動きをしているが、17日も598△34から556▼8まで下げ現在は589△25。

新コスモス電機は高寄り後2360△53まであって2308△1。17日の日経朝刊の1面トップで
水素供給網 整備進む
という記事が掲載されたため岩谷産業、加地テックなどの関連銘柄が上げたのと連動する動きだろう。規制緩和を受け岩谷は「簡易型水素ステーションの建設を推進。」とある。水素スタンドの建設費が当初の約5億円が、一段の規制改革で2億円まで減らせるという試算もあるという。岩谷がらみの水素ガス検知器は一手供給だろうから、今後への期待は拡がる一方だ。

半導体関連は高安まちまちだったが、小型株は大半が上げた。
マルマエ(推)1278△21、岡本工作3090△115、santec1824△18、内外テック2541△39などである。

アバント、アートスパーク、UBICOMなどは下げた。こうしたDX関連というかの銘柄は、新聞、テレビ等の解説では上げていると書かれることも多いが、実態としては、最近は下げているもののほうが多い。そして、何が下げ何が上げるのかも理由が分からない。困ったものだが、もがきながらも最善を尽くして対応していくしかない。

2月17日 23時45分記
16日の日経平均は630円高まであって384円(1.28%)高だった。しかし、自身の持ち株等の株価からして、ほんとかいなと思われる方が大半だろう。全時間でとは言い切れないが、私がチェックしていた限りでは600円前後も高かった時点でも、値下がり銘柄のほうが多かった。最近は、こういうことがかなり普通になっているわけだが、その極みともいうくらいなのが今日だった。大引け時点では値上がり銘柄846、値下がり銘柄1251と、値下がり銘柄は値上がり銘柄の1.5倍もあった。
また2部、JQ、マザーズも値下がり銘柄のほうが多かった。
日経平均の異常なくらいの高騰はソフトバンクG4.15%高、、ファストリ3.06%高の寄与が大きい。TOPIXは0.57%高にとどまっている。それでもTOPIX(時価総額の大きい銘柄の寄与が大)もそれなりに上げたわけで、結局、大型株主導の相場だったわけである。大型株指数0.96%高に対し、小型株指数は0.25%安だった。

小型株は、後場後半に値を消すものが多く、前場に大きく上げていた銘柄でも安く終える銘柄が少なくなかった。
アートスパークは9時39分には1957△117まであったのだが、引け近くには1800円まであって終値は1835▼5。
ケイアイスター不動産は3815△30まであって終値は3665▼120。
A&Dは1326△29まであって1294▼3。

新コスモス電機は2260△100で始まり2344△184まであって2307△147と、最後まで強い動きだった。数日前には2000株台まで減少していた出来高も28000株まで回復した。

「コロナ直撃銘柄」へのシフトを繰り返し呼び掛けてきたが、その中の一つアドベンチャーは5170円まであって5110△360と急伸した。5000円くらいまではあるかもと思って買っていたわけだが、この調子だと昨年来高値の5720円更新もありうる様相だ。
同じく旅行関連のオープンドアも連日の高値更新で、この日も2391△131から2252▼8まで急落したが、最後は2272△12とプラスに持ち込み、これで4連騰。

旅行に次いで強いのがレジャー関連だ。
コシダカ(カラオケ)は525△13と4連騰、ラウンドワン(カラオケ、ボウリング等)も1087△8と反発した。

以上の2業種に比べ、弱い動きだったのが外食で、ブロンコビリー、ゼンショー、フジオフード、串カツ田中などは、そろって下げた。レジャーでも、スポーツクラブ・フィットネスのルネサンス、セントラルスポーツは下げた。
ただ、これらは、ここ順調に上げてきた後の微調整と思われ、むしろここは買い場を提供してくれたとみるところだろう。

いよいよワクチン接種が始まる。
とりあえず医療従事者向け接種では1瓶6回の「ローデッド品」が、ニプロからの調達で間に合うということのようだが、ワクチン接種は、これから1年がかりの長丁場だという。となれば金型を起こしてローデッド品の大増産ということになる可能性が十分ある。取引先にニプロもテルモも抱える高精度の技術を持つパンチの出番があるのではないか。
こうしたことが影響しているのかは分からないが、PTSでは550△34と、ニプロともども上げている(出来高800株)。

2月16日 23時59分記