2016.09.24 自分で考える
ここ雨続きで、鬱陶しいが、反面、いろいろいいこともある。
その一つは、草木が元気いっぱいなことだ。
私は、今アシュガをグランドカバーに使って、庭を改造しようとしている。
もともとは(前の持ち主の時代)大半に芝が植えられていたようだ。しかし中古で私が購入した時点では、芝は見る影もなく、ほとんど消滅、雑草が生い茂っていた。芝を植えるというのは、建築士とか家の建設を請け負った人達の発想だったのであろう。しかし、芝はかなり日当たりが良くないとうまく育たない。周りを生け垣で覆い、木もたくさん植えてしまったので、結局芝は根付かなかったわけである。

私は雑草を取った後、苔がかなりあったのにヒントを得て、苔庭にする壮大なプランを思いついた。と言っても、もちろん、そう広い面積の話でないのは言うまでもない。
それでも、私の夢は大観園に住み、美女たちに囲まれ、広大な庭園を散策することなので、そのミニチュアバージョン(の積もり)を作り空想の世界に遊ぼうというわけである。乱歩が、妖しくもグロテスクな夢を『パノラマ島奇談』で饒舌に語っているのは、あまりに有名だ。私はもっと風雅な世界にあこがれるので、曹雪芹の『紅楼夢』の主人公で美の司祭とも言われる宝玉の住む大観園を空想するというわけだ。
注=大観園の景観を再現した北京に1986年オープンの公園「大観園」の面積は13万㎡。

苔庭にするというプランに燃え、道志の山や崖、川沿いの土手などで採集して来た苔を植えたわけである。10年くらい前のことである。途中経過ははしょるが、結果としては大成功、庭は条件の悪いごく一部を除き、全面苔で覆い尽くされるという壮観を呈した。道志から移植した苔はほぼ全滅したのだが、その下から土着品種の苔が生えてくるという経緯をたどって、結果として成功したのであった。ホタルを別の地方から持ってくるといろいろ問題があるというような話を聞いたことがあるが、生物は、むやみに別のところから持ってきてもだめなことがあるということだろう。

ただ、このほれぼれするような夢のような景色も、わずか2、3年の命だった。その後、雨の少ない夏などのせいか、次第に、条件の悪い場所の苔は枯れ土がむき出しになって行った。毎日のように散水するなど手を尽くしたのだが徒労に終わった。
今日、小雨の中、庭に出て、アシュガの生育状況などを見ていたら、どうも、苔がこの雨で元気なだけでなく、失くなってしまった場所にもかなり出ているようなのに気付いた。これまでにも多少はあったのだが、ほとんど広がらず、一進一退だったのが、今回の記録的長雨で、かなり広がったようなのだ。

日当たりの比較的よく、苔には不向きなところには、ムスカリ、その隣にはアシュガを植えているのだが、こちらは順調に育ち、今、ムスカリの小さな球根(ごろごろしている)を、適正配置している。アシュガは、日当たりが悪く、苔も出て来ない場所にぴったりなので、現在、繁殖期(ランナーが出て来る)に一気に増やそうと考えている。それはともかく、雨に打たれたアシュガの元気いっぱいな葉の美しさに、しばし見とれたことだった。アシュガは多湿を好み、日が当たり過ぎると見ていられないくらいの姿になるのである。

【アジサイの殖やし方】
3ヵ月くらい前、散歩で長谷寺に立ち寄ったら、大盛況でごった返している。アジサイ鑑賞の順番待ちで、30分待ちだったか1時間待ちだったか、えらく待たされるのである。行列大嫌い人間の私は、即やめて、成就院に向かった。
そうしたら、なんとこちらは50年ぶりかなんかに、アジサイの植え替えをやっていて、やはり見られない。2019年の創建800年を迎えるにあたって参道の修復工事をしているのである。今HPを見ると、津波被害を受けた南三陸町の名刹大雄寺に成就院参道のアジサイ262株を2016年6月に送ったとある。
そう言えば、ちょっと奥まった所にアジサイが挿し木されていた。20センチくらいの鹿沼土らしき土を入れた木箱かトロ箱に20センチ足らずの枝が6本くらいずつ挿し木され、いくつか並べられていた。

実は、今、アシュガの殖やし方に妙案はないかとパソコンで調べていて(妙案は見当たらなかった)、ついでに、ムスカリ、アジサイの殖やし方を見てみた。そうしたら、アジサイについては一様に、成就院で見たのと同じやり方が書いてあったのである。
私は成就院であれを見て、植木屋さん(の仕業と見た)が、あんな非効率的やり方をやっているんだと驚いたことを思い出し、そして、今回、それが標準的やり方で、誰も疑いを抱いていないようなので、これを書こうと思ったのである。

鎌倉式アジサイ急速増殖法=普通、アジサイを挿し木する場合、枝先を15センチから20センチ切る。それを鉢などに挿し木する。
その際、茎をはさみなどで斜めにカットすると発根しやすいとか、葉は水分の蒸散を避けるため、下の方は取り、残す葉も半分くらい斜めに切るとか、挿し穂を水にさし1時間くらい水揚げするとか、メネデールなどの発根促進剤を使うと成功率アップとか、いろいろうるさいことが書いてあることが多い。

しかし、実際は、こうした面倒なことは一切せずに100%挿し木を成功させる、しかも効率も何倍か何十倍かというのが、私の考案した方法である。

まず、挿し穂であるが、これは10センチであろうと40センチであろうとかまわない。新芽がいいだろうが、確か古い枝でも構わないはずである。葉もそのままで構わないが、全部付けておくと、場所をとるので適宜切り取ればいいだろう。
これを鉢等に挿し木するわけだが、土もなんでもいい。鹿沼土とか赤玉土プラス腐葉土とかこだわる必要は全くない。庭土でも構わない。ミソはこの挿し穂を鉢にびっしり密植することである。良く数えたわけではないが20~30センチくらいの鉢なら20~30本くらいは挿し木できよう。要は隙間ないくらいびっしり植えるのである。こうすれば一気に30本挿し木苗が出来上がるというわけである。密植の利点は、効率よく大量に挿し木できることに加えて、お互いが支え合って倒れなくなることにある。
ネット上には、「一気に4本挿し木成功」とか「5本とも挿し木成功で、鉢上げしました」などと、ほほえましい書き込みがいくつもあり、笑ってしまう。

さて、ここからが、鎌倉式オリジナルである。この密植挿し木した鉢を、水をある程度満たした容器(プラスチック製の深さ10センチから20センチくらいの物)などに入れておく。容器はポリトロなどでも代用できる、要するになんでもいい。

これだけである。
私は
①容器に水を浸し砂を入れてそこに挿し木するという方法
②ドンキの密植展示という展示手法
この2つをヒントに、この方法を思いついたのである。

例によって分かってしまうとなあんだという方続出となりそうだが、おそらく誰もやっていない方法であり、これで、アジサイは、一気に大量に挿し木でき、しかも成功率ほぼ100%、さらに技術必要なし、手間暇も一番かからないという画期的手法なのである。
私は、この方法で、6月下旬に3鉢に挿し木、100株くらいが、現在元気に生育中である。
本当は、もう完全に活着しているので、定植したいのだが、植え場所に困り放置、あまりに元気に育ち、今互いがおしくら饅頭状態で困っている。
もともとの計画では、道志川支流の土手等に植える予定だったのだが、以前に植えた分がすでにかなりあるうえ、シャガの大群落を作るという計画との整合性に迷いが生じ、このアジサイの植え場所が決まらないというのが今の状況なわけである。

実は、この手法は、アジサイ以外でも、かなり広範囲に、いろいろな植物に応用できそうだ。また、挿し木には適期があるが、この方法なら、あまり時期にも左右されない可能性が大きい(これについては、今後実際に確かめる予定)。
特許も実用新案も認められそうにないが、アナログな原始的技術が、挿し木の世界に革命をもたらすかもしれないのである?!

「自分の頭で考える」という題にしたのは、株式投資も挿し木の世界も同じだということを書きたかったからなのだが、長くなったので、これで終わりとする。

9月24日 23時00分記
21日の相場は、場中の日銀・金融政策決定会合の結果を好感して大幅高となった。特にゼロ金利深堀りがなく業績にプラスとみられた銀行など金融株の上げが目立った。このため日経平均(1.9%)以上にTOPIX(2.7%)の上げが大きかった。JQは0.3%の上げにとどまった。
アメリカのFOMCで利上げが見送られたことで、その後の海外市場で円高が急激に進行した。一時は1ドル101.1円程度までありCME日経平均先物は大幅安となった。政府と日銀は休日の22日、臨時幹部会合を開き、円売り介入も示唆、市場をけん制した。これが効いたか、その後は円安になり、現在は100.8円前後となっている。円安に反応する形で先物相場も戻し、CME日経平均先物は、現在20円前後の小幅安まで戻している。なおNYダウはFOMCの結果を好感、138ドル(0.8%)高となっている。
以上の結果を踏まえ、23日は、中小型株に向いた相場環境になる可能性が大きいとみる。

これで、日銀・金融政策決定会合、FOMCという2大イベントが終了したわけである。懸念されたような結果にはならず、ひとまず株式市場にはまずまずの結果に終わったわけで、日本では、今後は、多少は物色意欲の回復が期待できよう。
為替は、アメリカの利上げが見送りとなったことで、とりあえず円安に振れることはなさそうで、輸出関連、外需オンリー的な相場は遠のいたとみるところか。比較的、内需・外需バランスのとれた物色となるのではないかとみる。
UACJ(推)、日本化学工業、エラン(推)、エレコム(推)、MCJ、TOKAI、DLEなどに期待。

今後は、9月の配当(権利付き最終は27日。28日が権利落ち)をにらんだ動きになる。
また、新四季報発売でも、比較的株価への影響は少なかったように思う。これは物色意欲減退、内外情勢不透明で、投資家に買い意欲が乏しいことも影響していると思われる。
着々準備は進めているので、週末ないし、来週早々には、注目銘柄を発表できよう。

9月23日 0時14分記
日本(日銀・金融政策決定会合)、アメリカ(FOMC)とも21日に決定内容が公表されるとあって、相場は一段と膠着感を強めている。
ただ、どちらも、そう驚くような内容は出ないと思われる。
特にアメリカの場合、今回は利上げはないとみられる(万一あれば大きなサプライズとなる)。

前稿で挙げた銘柄ではTOKAIが660△15と上げた。今期予想経常利益は同業の日本ガスの1.5倍強だが、時価総額は逆に日本ガスの6割強に過ぎない。こういうまともな理屈がなかなか通じないのが今の相場だが、多少時間かければ大きく見直されよう。

一方、エラン(推)は1213▼31と下げた。
今期業績は経常利益(前期実績は5.91億円)で会社予想が6.00億円、四季報予想が6.80億円、QUICKコンセンサスが8.20億円と三者三様だ。ただ、もし控えめな予想が当たったとしても、それは正社員の急増等、業容急拡大に伴う経費増のためである。ちなみに同社の社員数は2015年3月末116名だったが2016年6月末は157名に急増している。
人口減が叫ばれるが、「単身世帯の増加や高齢化により病院・介護施設で需要は一貫して拡大。」(会社情報)、「導入先の拡大余地はまだ十分。」(四季報)であり、QUICKコンセンサスは2018年12月期の予想経常利益を13.00億円にしている。

放電精密も917△30と大幅高。四季報の業績予想数字は前号と同じだったが、航空エンジン部品の生産が軌道に乗るという記述で安心感が強まったということだろう。

9月21日 1時10分記
この3連休、私的な用で多忙をきわめ、四季報すら、満足に読む時間が取れなかった。こうした状況で、これを書いているので、ご了解いただきたい。

NYダウは16日(金)が89ドル安、19日(月)が、現時点で99ドル高、つまり、16日の日本市場終了後の2立会日合計で、ほぼ横ばいということである。CME日経平均先物は、現在金曜の日経平均終値比で224円安、配当落ち分(145円として)を考慮すると、79円安ということになる。

原油安が世界の株価に悪影響を及ぼしていた面もあるわけだが、こちらも現在小反発して44ドル台半ばである。

こうしてみると、依然、相場環境は微妙で、膠着感が強い状況と言えよう。

「四季報から発掘した有望株」を公表するところなのだが、前述のような事情で、不可能になった。
以下は、検討が不十分な中で、とりあえず注目した銘柄である。

3167 TOKAI 645△2
3686 ディー・エル・イー(DLE) 707▼10
4092 日本化学工業 230△3
3895 ハピックス 946△14
4242 タカギセイコー 251▼4
6099 エラン 1244▼3
6260 インソース 662△5
6384 昭和真空 972▼2

9月20日 0時13分記
15日も日経平均は209円(1.3%)の大幅安となった。
ここでお詫びしておくことがある。前にもあって書いたことなのだが、日経平均の先物は「限月(げんげつ)」が、9.09日から10月ぎりに変わったため、配当落ちした値段になっていたということである。(こういう表現でいいかやや不安だが、もし不適切だったらお許しあれ)。配当落ち分は140円~150円程度と予想されているようだ。よって、日経平均先物は、今後も、9.27日までは、この分(145円とみておこう)だけ、現物の日経平均より下になるわけである(日々の値動きは除いた理論的価格)。
どうも最近の先物価格がおかしいので、取引先の博識の営業マン氏に聞いて分かったというお粗末な話だが、これで最近の先物がいつも大幅安の理由が判明した。

現在日経平均先物・大証夜間は55円安だから、前述の配当落ち分145円を考慮すると、実質90円高ということである。
NYダウも0.6%高となっており、16日はようやく明るい展開になる可能性が大きい。

今、四季報秋号を読んでいるわけだが、夕方、雑用があって読み始めるのが2時間遅れになり、まだ7割弱のところ。
2、3、情報を。

4092 日本化学工業=読者の方が挙げて来られた銘柄。「量子ドット原料は下期にも量産化へ。」とある。

6099 エラン(推)=2017年12月期の予想経常利益を前号の7.80億円→8.20億円に増額。「CSセット」新規導入施設が計画上回り前期純増128に迫る勢い ともある。

9416 ビジョン=すでに四季報オンライン等で公表されていた数字だが、株価はさほど反応していない。予想経常利益を2016年12月期・前号9.00億円(会社8.88億円)→11.00億円、2017年12月期・前号10.00億円→15.00億円

9月16日 1時38分記

14日の相場はNYダウが下げたことなどもあって、日経平均は115円(0.7%)の下落となった。為替は円安になっていたわけだが、ここに来ては少々の円安は株高につながらなくなっていることは、すでに書いているとおりである。
売買高、売買代金とも活況の目安の20億株、2兆円以上どころか15億株、1.7兆円前後の低空飛行が常態化している。
公的マネー(GPIF、日銀マネー)による買いで日経平均やTOPIXはそれなりの高値を維持して来ていたわけだが、そうした買いの直接的恩恵を受けない銘柄の多くは、日経平均等よりはるかに厳しい状況に陥っているわけである。

ただ、公的マネーを支えとした相場にも、そろそろ限界が見えて来たのかもしれない。
日銀は9.20日~21日の金融政策決定会合で異次元緩和の「総括的検証」を実施する。今後の金融緩和の軸にマイナス金利の深堀を据える方針(日経、9.14日朝刊)という。
しかし、日銀から市場が驚くような政策が打ち出されると期待している投資家は、もはや皆無に近いだろう。こうしたことと、2017年、世界主要国で最も低成長率になりそうという経済見通しが、株価に暗い影を落としているのかもしれない。

それにしても、この下げ(現在NYダウは小幅高、為替も1ドル102円台前半と小康状態だが、日経平均先物・大証夜間は224円安)は、あきれるばかりだ。
強いて理由を探ると、9.06日の日経平均17082円までの戻りが、日本経済の実態からすると上げ過ぎだったのではないかということに、行き当たる。8.26日の16361円から上げたわけで、少なくとも、この辺までの下げは覚悟しておいた方がいいかもしれない。

とは言え、もしそこまで下げるとしても、それももう近い水準である。とりあえずは、底入れが近いのかもしれない。しかし何せ読みにくい相場のうえ、主力株と小型株では逆相関といいていいくらいに値動きが違う。
基本は少ない持ち高でリスク管理を十分し、相場の先行きが明確になるのを待つところだろう。

9月15日 0時24分記
13日の相場は小動きだった。日経平均は小幅高だったがTOPIXは小幅安だった。
またJQは小幅高だったが2部は小幅安、マザーズは上げた。
私が前稿を書いた時点では日経平均先物・大証夜間は大幅安(この時点でNYダウは小幅高)だったわけだが、終わってみればNYダウが240ドル高と急騰、つれて日経平均先物も小幅安まで戻し、13日は日経平均は92円高で始まったわけだが、伸び悩み、結局56円高で終えたわけである。
いずれにせよ、日本株の弱さが再認識させられた相場つきだったと言えよう。

前日、大きく下げたものが多かった反動もあって、当道場銘柄は堅調なものが多かった。
完全に相場つきが変わった日本瓦斯は3050△35と引け新値。同社と資本・業務提携(9.08日)のメタップスも急騰中だ。
夢テクノロジーも1198△79と急騰、今一つ上げの理由がはっきりしないが、ひょっとするとひょっとしそうな動きになりつつある。

UACJ(推)は305円まであって300△7。
実は13日にテスラが、日本で電気自動車「テスラモデルX」の発表会をやっている。TV、新聞等では扱いがまちまち(取り上げていないところも多かった)で、ために株式市場では影響がほとんどなかった感がある。「モデルX」は1回の充電で最高542キロ走れるという、とんでもない優れものだ。加速性能はスーパーカー並み。ファルコンウィングドア(上にはね上がる)。ただし今申し込んでも納車は来春以降という。日本製電気自動車や燃料電池車の存在が忘れ去られかねない性能で、もっと大きく取り上げてしかるべき発表だったと思うが、何か思惑があって取り上げなかったりしたのかと勘繰りたくもなる。
13日付けの読売新聞朝刊は、このほか英 ジャガー・ランドローバーもアルミを車体の80%使って軽量化した「F-PACE」を日本で発売済み(6月)という記事を掲載している。
テスラを筆頭に、世界的に自動車にアルミを多用する流れが強まっており、テスラとの関係も含め、UACJには強い追い風が吹いているのである。

前稿の終わりで、次のように書いた。

>いずれにせよ、日本株の値動きを見ていると、弱いとしか言いようがない。海外株が下げれば下げ、円高になれば下げ、少々円安になっても上げられない、というのが現状である。

現在、NYダウは231ドル(1.3%)安。日経平均先物・大証夜間は269円(1.6%)安。為替は1ドル102.25円とやや円安であるにも関わらずである。まさに前稿の終りで書いたとおりの事態になっているわけだ。
NYダウは前日240ドル高だったから231ドル安でも2日計では9ドル高。一方、これを受けての日経平均は56円高に269円安で計213円安。理由はともかく、ただ下げるのが日本株のようで、これまた前稿の終わりで書いたように、持ち高は少な目にして被害を少なくとどめ、難局を乗り切るしかない。

9月14日 0時34分記
12日の相場は、先週末の欧米各国株の大幅安を受けて大きく下げた。前稿で書いたように、円安気味であったこともあって、CME日経平均先物(306円安)ほどには下げずに推移していたのだが、その後徐々に円高に向かったこともあってか、結局293円(0.5%)安で終えた。

その後、日経平均先物・大証夜間は(私が時々見ていての範囲でだが)一時300円安近くまで下げた。その後始まったNYダウが小高かったことが支援材料になってか下げ幅は100円程度まで縮小したが、現在は163円安。
この上げ下げには円相場もかなり影響しているように思われる。1ドル102円台を回復した局面では下げ幅も小さくなったのだが、現在は101.95円程度で、この下げ幅になっているわけである。
いずれにせよ、日本株の値動きを見ていると、弱いとしか言いようがない。海外株が下げれば下げ、円高になれば下げ、少々円安になっても上げられない、というのが現状である。

厳しく、苦しい展開が続くが、持ち高は少な目に、被害を少なくとどめ、難局を乗り切りたい。

9月12日 23時52分記

09日の相場は、日経平均は7円(0.0%)高だったが、日経平均以外の指標は、すべてマイナスないしそれに準ずるものだった。すなわちTOPIX、指数の大型・中型・小型全て、単純平均であり、騰落銘柄数も値上がり739、値下がり1082だった。
2部、JQ、マザーズは上げた。

相変わらず、もやもや相場が続いているわけだが、日本市場終了後の欧米株式市場が、大きく下げるという事態になった。
ヨーロッパ主要国の株価が1.1%前後の値下がりとなった。ECBのドラギ総裁が量的緩和の延長を「議論しなかった」と発言、これを受けて長期金利が上昇したことが原因だ。
アメリカでは、これに加えてボストン連銀総裁発言を受けて利上げ前倒しもありうるという見通しがやや強まったことで、ヨーロッパ各国を上回る下げとなった。NYダウは394ドル(2.1%)安。これは約2ヵ月半ぶりの下げ幅、約2ヵ月ぶりの安値となる。
為替の方は1ドル102.72円とやや円安。一方CME日経平均先物は東証終値比306円(1.8%)安で終えている。NYダウより下落率が小さいのは為替が円安になったためであろう。

長期金利の上昇はともかく、アメリカの利上げは一喜一憂するのはどうか。これは、これまで、もう嫌になるほど行きつ戻りつしたことであり、早期利上げが悪材料か好材料かさえ明瞭ではない。特に日本株にとっては、ここに来ては早期利上げ→円安→株高という構図になりつつあったはずである。となれば、日本株の下げはアメリカ株より小さいのは当然で、円安という好材料がある分、ヨーロッパ各国株と比べても小さくて当然という見方も成り立とう。この見方からすれば、CME日経平均先物の下げ幅は大きすぎることになる。

月曜は予断を持たず、まずは様子を見るところだろう。

9月11日 22時46分記

薄商いでどうにも盛り上がらない相場が続く。
注=活況の目安とされる売買代金2兆円、売買高20億株を割り込むことが、ほぼ常態化している。07日は売買代金は2.13兆円弱となったが、任天堂分0.38兆円強の寄与が多大だったための特殊事象。

盛り上がらなくても別にいいわけだが、困ったことは、何が上げ、何が下げるのかの予測がつかないのである。
例を挙げよう。
エレコム、メルコHD、MCJの株価は、ほとんどいつもばらばらだ。このことには1週間くらい前に気付いたのだが、昨日、気付いたのは寿スピリッツ、カルビー、亀田製菓の3社の株価にも同様なことが言えるのではないかということである。
08日の、これら各社の株価を見てみよう。

エレコム   2247▼45
メルコ     2621△51
MRJ       794▼5

寿スピリッツ 2325▼37
カルビー   3730▼25
亀田製菓   5240△100

別にこうしたことを嘆こうというのではない。こうした理解しにくい理不尽とも言うべき値動きをするのが、今の相場だということであり、そうしたことを頭に入れて、投資家は相場に臨むしかないということである。

UACJ(推)は316△1と7立会日ぶりに反発した。
なかなか真価が評価されないというか知れ渡らないのが問題だ。珍しく四季報が裏表紙が上になって目の前にあって、そのCMを見るともなく見た。何と「ある日、アルミは」と題したUACJのものだった!

日本瓦斯はついに3010円と3000円大台乗せがあて2990△50。アビストも2307△18。夢テクノロジー、かどや製油なども高い。どうも売り払ったり手持ちが激減した銘柄に限って強い。
エラン(推)、テイカ、住友ベークライトは反落。

なおしばらく、こうした分かり難い日替わりで物色動向も変わるような相場が続くと腹をくくっていた方がよさそうだ。焦らず、環境好転を待ちたい。

9月09日 0時21分記